切り落とし肉くるくるくるくるの豚の角煮風でございます。
いずれ、うちの冷凍庫には豚の切り落とし肉は年がら年中ほぼ切らすことなくストックされている。
献立がきまっていなくても解凍し、それから献立を考え始めることもある。
昨日がそうだった。
500gくらいあった切り落とし肉、しょうが焼きじゃ芸がない、肉野菜炒めにするには多すぎる、巻いて巻いてカツ…衣を付けるのが嫌いだ。
巻いて巻いて→塊になるじゃないか!
角煮だ、角煮だ、っていう風に、脳みそ内で繰り広げられた切り落とし肉との戦い。
食べやすい大きさよりも少し大きめにクルクル丸めて(煮ると縮むから)小麦粉を薄くまぶして表面を焼く。
焼き色が付いたら酒と砂糖と水をひたひたになるくらい入れて10分煮る。
醤油を入れて5分煮る。
火を止めて、皮を剥いた茹で卵を入れて放置。
食べる時にさっと温める。
(もし、煮汁が好みの加減に煮詰まっていなかったら、肉と卵を盛り付けてから煮汁を煮詰めると良い)
仮に煮過ぎて肉が多少固くなってしまったとしても、だ、薄切り肉を丸めた固まり肉だから、容易に噛み切れるので問題ない。
・切り落とし肉丸めて角煮
・新玉葱スライス
・数の子醤油漬け(市販品)
・若布と三つ葉の味噌汁
味噌汁の三つ葉がやけに多いのは、庭に自生した三つ葉をババが大量に収穫したため。
ババには時々、〝消費〟という面からも自生しているものは収穫を控えてもらいたいと常々思う!
たのむぜ~。
確かに、食べられるものが庭に生えてきて、それが固く美味しくなくなる前に摘み取りたいっていう気持ちは良く分かる。
でもさぁ、今、まだ、冷蔵庫に丼に山盛り1杯分くらいの三つ葉が入ってるんだぜ!
今日も1度に大量に消費できる三つ葉料理を考えているところだ…
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最近は、最近も、いや、生まれてからというもの毎日ちぃにやられっぱなしだ。
アイツ、とうとう、ありとあらゆる場所の鍵の閉め方を覚えやがった!
「さっ、ちぃ、風呂に入るか」っと、手を引いて脱衣に行った。
今ではもう、ちぃは自分で自分の洋服を脱げるようになって、ポイポイ脱ぎ捨て、のろのろ脱ぐ母を置き去りにして、さっさと風呂場に移動してドアを閉め、内側から鍵を閉めた!
風呂の鍵って言うのは、内側から閉められるけど、外側からは間単に開けられない。細い棒を小さな穴に入れて開けなければならない。
2歳児が一人で風呂に入って鍵を閉めたらちょっと恐ろしいよな!
万が一風呂の蓋を一人で開けて、そのまま頭からドッポンなんて、考えたくない。
必死の形相になって、「ちぃ、鍵、開けなさい」っとドアのこちら側から言うと、「やだ!」っと向こう側から返ってきた。
困って、細い棒を持ってこじ開けようとすると、カチっと音がして、こちらが開ける前にちぃが鍵を開け、ドアを開け、私の顔色をうかがってニヤリと笑うではないか?!
どんだけ焦ったと思って、もう!
もう一つ、私がベランダに洗濯物を干していた。
サッシがガラガラガラーっと音を立てて閉まる音がした。
やられたっ!
ヤバイと思って、閉まったサッシのところに行き、サッシを引こうとすると開かない…
また鍵をかけられた。
今度は締め出された…
サッシの向こうでちぃがニヤリと笑っている。
悪魔だと思った。
悲しい顔を作って、泣く真似をして、やっと鍵を開けてもらってベランダから部屋に入ることが出来たが…
玄関のドアをドンドンドンドンっと両手で叩き、鍵を開けてくれと懇願する私の姿が水晶玉に見える。
水晶玉の奥にはニヤリと笑うちぃの顔がかすかに見える。
ちぃと私の関係に暗雲が漂う…