J.LEAGUE DIVISION 2
第27節 フクダ電子アリーナ
千葉 2 - 0 水戸
18' 千葉 1 - 0 水戸 米倉恒貴
90' 千葉 2 - 0 水戸 田中佑昌
HT 米倉恒貴 ⇒ 大岩一貴(千葉)
62' 兵働昭弘 ⇒ 田中佑昌(千葉)
67' 山村佑樹 ⇒ 難波宏明(水戸)
67' 小澤司 ⇒ 小暮郁哉(水戸)
83' 西岡謙太 ⇒ 三島康平(水戸)
83' 大塚翔平 ⇒ 佐藤勇人(千葉)
33' 高橋俊希(千葉):アフターチャージ
40' 佐藤健太郎(千葉):アフターチャージ
68' 難波宏明(水戸):アフターチャージ
89' キム・ヨンギ(水戸):バックチャージ
主審:家本政明(通算99試合)
天候:
気温:28.0℃
ピッチ状態:良芝
観衆:9,658人
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<試合前データ>
★順位
ジェフユナイテッド千葉
13勝5敗8分 43得点25失点 勝点47 3位
水戸ホーリーホック
10勝9敗7分 29得点29失点 勝点37 10位
★戦績
ジェフユナイテッド千葉
○ 2 - 1 富山(A)
○ 3 - 0 G大阪(H)
○ 3 - 0 山形(A)
○ 1 - 0 愛媛(A)
● 1 - 2 徳島(H)
水戸ホーリーホック
● 0 - 2 松本(A)
○ 1 - 0 群馬(A)
○ 1 - 0 岡山(H)
▲ 2 - 2 鳥取(H)
○ 2 - 0 長崎(A)
★対戦成績
2010.05.29 (A)千葉 0 - 1 水戸(H)
2010.10.17 (H)千葉 1 - 0 水戸(A)
2011.10.19 (A)千葉 0 - 1 水戸(H)
2011.12.03 (H)千葉 2 - 1 水戸(A)
2012.04.08 (A)千葉 1 - 0 水戸(H)
2012.08.26 (H)千葉 3 - 0 水戸(A)
2013.04.17 (A)千葉 0 - 2 水戸(H)
★得点ランク
ジェフユナイテッド千葉
1.ケンペス(1位):14得点
2.谷澤達也 山口智 米倉恒貴(41位):4得点
3.田中佑昌 大塚翔平 兵働昭弘(63位):3得点
水戸ホーリーホック
1.橋本晃司 鈴木隆行(15位):7得点
2.山村佑樹(41位):4得点
3.三島康平 鈴木雄斗(63位):3得点
<雑感>
千葉 したたかな試合運びで勝利(°∀°)b
水戸 ゲーム支配するも決定力欠き敗戦(x_x;)
前節9試合振りの敗戦を喫した千葉。
ホーム連戦で連敗する訳にはいかないし、水戸にはアウェイでやられている為、ホームでリベンジしなければならない。
一方の水戸は4試合負け無し。
調子を上げている状態でフクアリに乗り込んできた。
今日の千葉は、キム選手が前節退場処分による出場停止の影響で、竹内選手がセンターバックに入り、右サイドには田中選手に変わり怪我明けの兵働選手が入りました。
前半立ち上がり、猛然とプレスをかけてくる水戸に対し、千葉はやや受けに回ってしまった印象です。
柱谷監督の作戦だったのか、ボールホルダーに対して2,3人で囲みにくる速さはすごかったと思います。
立ち上がりは千葉もうまく交わしておりましたが、次第にパスミスが目立つ様になり、水戸がボールを支配する時間が長くなります。
それでも、先制点を奪ったのは千葉。
左サイドを谷澤選手が個人技で突破すると、中央に走り込んできた米倉選手へ鮮やかなセンタリング
このボールを米倉選手が確実にヘッドで叩き込み、千葉が早い時間に先制に成功します
千葉は先制すると、落ち着き過ぎる傾向にありますが、この試合も例外ではありませんでした。
ボールを奪った後、動き出す選手が少なく、なかなか素早いカウンターをしかけられず、水戸にボールを奪われる展開が多かったと思います。
対する水戸は、選手が鮮やかな連携を見せ、難しい事をするわけではなく、シンプルに走り出す選手にパスを出したり、空いたスペースに飛び込んでいった選手にパスを出す事に徹していました。
今日の千葉のディフェンスはチェックが甘く、簡単にボールを受ける事が出来ていたと思います。
残念だったのが、せっかく良いパスがゴール前で入っても、どの選手もトラップが大きくなってしまい、シュートまでスムーズに行けず、千葉の選手に当ててしまっていた事です。
鈴木隆行選手あたりは、この辺の技術は高いと思っておりましたが、この試合は上手くいっていなかったですね。
それでも、しっかりとボールを収める事が出来ていたので、やはり水戸のキーマンは鈴木隆行選手なのだと実感しました。
後半に入ると、水戸の猛攻の前に千葉は防戦一方となってしまいます。
水戸がミドルシュートなどでどんどんシュート数を伸ばしていく一方、千葉の後半ファーストシュートは33分のケンペス選手のミドルシュートでした。
なんというか、千葉はパスミスなど簡単プレイでミスが目立っていました。
また、大きなサイドチェンジもこの試合では皆無で、狭い所で勝負を仕掛け奪われるシーンも多かったと思います。
先制点の場面の様に、突破出来れば大きなチャンスとなりますが、やはり相手が多いところを強引に突破するのは至難の業。
米倉選手の様にアーリークロスを上げてみても面白いと思うのですが、他の選手は奥深くへ切り込んでからクロスを上げるのが好きみたいですね。
水戸がなかなか同点ゴールを奪えないでいると、後半ロスタイム。
千葉がボールを奪うと、谷澤選手が中央をドリブルで駆け上がり、左へ流れた佐藤勇人選手へパス。
このパスを佐藤勇人選手がダイレクトで中に折り返すと、そこに走り込んできたのが田中選手
田中選手のシュートは水戸GK本間選手の股下を通り、水戸ゴールへ転がり込み、終了間際に千葉が試合を決定付ける2点目を奪取します
一方的に押し込まれていた千葉にとっては大きな大きな追加点となりました。
逆に、水戸にとっては心を折られる失点となった事でしょう。
機を見て上がっていった佐藤勇人選手の判断の良さが光った追加点でしたね
試合はこのまま2-0で千葉が勝利
連敗する事無く、難しい試合を勝ち切る事に成功しました。
ただ、内容は本当に良くなく、終始水戸にボールを支配されてカウンターで点を狙う形は千葉がやろうとしているサッカーではないと思います。
とは言うものの、昇格の為には理想だけを追い求めるわけにはいかず、こういう難しい試合でも勝ち切れた事は大きな収穫だったのではないでしょうか。
内容は勝ちながら良くしていく事が望ましいので、鈴木監督に期待しましょう。
次節はアウェイで北九州と対戦します。
千葉は例年残留争いをしているチームに取りこぼす事が多いので、しっかりと勝ち切って連勝といきたいですね
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