J.LEAGUE DIVISION 2
第26節 フクダ電子アリーナ
千葉 1 - 2 徳島
61' 千葉 0 - 1 徳島 大崎淳矢
69' 千葉 0 - 2 徳島 ドウグラス
88' 千葉 1 - 2 徳島 兵働昭弘
56' キム・ジョンミン ⇒ ドウグラス(徳島)
66' 谷澤達也 ⇒ 兵働昭弘(千葉)
76' 田中佑昌 ⇒ ナム・スンウ(千葉)
79' 大塚翔平 ⇒ 竹内彬(千葉)
84' 宮崎光平 ⇒ 太田圭輔(徳島)
92' 津田知宏 ⇒ 佐々木一輝(徳島)
27' ケンペス(千葉):異議
54' 佐藤健太郎(千葉):抱え込み
64' ドウグラス(徳島):遅延行為
74' 津田知宏(徳島):アフターチャージ
77' キム・ヒョヌン(千葉):決定機阻止
78' 山口智(千葉):?
93' ドウグラス(徳島):遅延行為
93' ドウグラス(徳島):累積警告
主審:塚田健太(通算12試合)
天候:⇒
気温:28.5℃
ピッチ状態:良芝
観衆:8,852人
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<試合前データ>
★順位
ジェフユナイテッド千葉
13勝4敗8分 42得点23失点 勝点47 3位
徳島ヴォルティス
12勝11敗2分 35得点34失点 勝点38 7位
★戦績
ジェフユナイテッド千葉
○ 2 - 1 東京V(H)
○ 2 - 1 富山(A)
○ 3 - 0 G大阪(H)
○ 3 - 0 山形(A)
○ 1 - 0 愛媛(A)
徳島ヴォルティス
● 0 - 2 G大阪(A)
○ 1 - 0 札幌(H)
○ 2 - 0 北九州(A)
○ 2 - 0 愛媛(A)
○ 4 - 1 群馬(H)
★通算成績(J2のみ)
2010.03.10 (A)千葉 1 - 3 徳島(H)
2010.12.04 (H)千葉 1 - 1 徳島(A)
2011.04.30 (A)千葉 0 - 1 徳島(H)
2011.10.29 (H)千葉 0 - 1 徳島(A)
2012.03.25 (H)千葉 3 - 0 徳島(A)
2012.11.11 (A)千葉 3 - 0 徳島(H)
2013.06.22 (A)千葉 2 - 1 徳島(H)
千葉 3勝 1分 3勝 徳島
10得点 7得点
★得点ランク
ジェフユナイテッド千葉
1.ケンペス(1位):14得点
2.谷澤達也 山口智 米倉恒貴(40位):4得点
3.田中佑昌 大塚翔平(59位):3得点
徳島ヴォルティス
1.津田知宏(5位):9得点
2.ドウグラス(21位):6得点
3.大崎淳矢(33位):5得点
<雑感>
徳島 チーム新記録の5連勝達成!о(ж>▽<)y ☆
千葉 自滅により6連勝でストップ(´・ω・`)
前節苦しみながらも愛媛を下し連勝を6まで伸ばしてきた千葉。
今日勝利すればチーム新記録となる7連勝になる為、絶対に勝ちたいところ。
一方の徳島も前節群馬に4得点で圧勝し4連勝を達成。
こちらもチーム新記録となる5連勝を目指す。
立ち上がりはお互い連勝の勢いの影響か、非常にスピーディーな展開だったと思います。
両チームともディフェンスラインを高く保つ為、中盤が非常にコンパクトになっており、ショートパスを繋いで好機を伺う様相です。
前半の中盤までは、徳島のしっかりとした守備から徳島がリズムを掴みます。
決定機は訪れないまでも、ミドルシュートを狙っていた為、攻撃はシュートで終われていた印象です。
しかし、得点を奪えないでいると、次第に千葉の方にリズムが傾きます。
今日の千葉は良く裏を狙えていたと思いますが、素直な動きで裏を狙おうとしていた為か、ほとんど徳島にスルーパスはカットされていました。
狙いは面白いと思いましたが、やはり相手が好調だとなかなかうまくいきませんね。
少し気になったのが、右サイドバックの米倉選手がほとんど上がってこなかった事。
攻撃はほとんど左サイドの高橋選手の上がりからでしたし、右サイドにボールが展開されても、米倉選手が上がってくる訳ではなく、田中選手が突っかける事が多かったです。
徳島に警戒されていた為に敢えて左サイドからの攻撃を多くしたのでしょうか
試合の方は前半はお互いに無得点で終了します。
前半の終盤にこそ千葉に惜しいチャンスが訪れていましたが、全体的にはお互い守備を崩せず決定機は作れずといった感じでした。
こういう時に一気に流れを引き寄せるのがスーパーサブという存在。
今日の試合に関しては、このポジションに選手がいるか否かで勝敗が別れました。
現状の千葉には、守備職人やベテランはいるので試合を締める形は確立出来ていますが、スーパーサブはおりません。
ナム・スンウ選手に期待したものの、良い動きはしておりましたが決定機を演出するまでには至りませんでした。
深井選手の早い復帰が望まれます。
一方の徳島にはドウグラス選手という最大級のスーパーサブが控えておりました。
このドウグラス選手を投入すると、あっという間に徳島に決定機が訪れます。
千葉がディフェンスラインでボールを回していると、キム選手のところにドウグラス選手が猛然とプレスをかけ、何とキム選手からボールを奪ってしまいます
ドウグラス選手はGK岡本選手と1対1になりますが、シュートは撃たず後ろから走り込んできた大崎選手にボールを渡すと、大崎選手は難なくボールを千葉ゴールに流し込み徳島が先制に成功します。
キム選手の足元の技術の低さを狙われた形となりました。
先制点は失ったものの、今の千葉ならば十分逆転できる時間はあります。
千葉は谷澤選手に変えて怪我明けの兵働を選手をピッチへ送り込みます。
ところが、徳島が前線へロングボールを送ると、そこに待ちかえていたのはドウグラス選手!
軽く蹴ったシュートは、なんと無人の千葉ゴールへ!?
え?
岡本選手どこ守ってたの!?
ボールの落下点を見誤ったのでしょうか?
岡本選手らしからぬミスで徳島が2点のリードを奪います。
こうなると千葉はもう攻めるしかありません。
田中選手に変えてナム選手を投入し、一気に攻勢をかけたかった千葉ですが、またも致命的なミスを犯してしまいます。
1失点目と同様にまたまたキム選手が大崎選手にボールを奪われると、そのままゴール前まで持ち込まれ、この大崎選手をキム選手が後ろから抱え込んでしまい、一発退場に
2点を追う千葉にとっては、数的不利な状況となってしまいます。
まぁ、完全に狙われてましたよね。
キム選手はハイボールには非常に強さを見せますが、足元は弱いところがあるというのを小林監督に見抜かれていましたね。
キム選手が退場してしまった事により、最後の交代カードは竹内選手を投入するしかない状況に。
絶体絶命の千葉ですが、粘りを見せます。
後半終了間際、左サイドから高橋選手がクロスを上げると、徳島ディフェンスがこれを中途半端にクリア。
このボールを兵働選手が拾い、思い切って打ったシュートは徳島ディフェンスの足に当たり、徳島ゴールネットを揺らします!!
土壇場で1点差に詰め寄った千葉。
しかし、追いつく事は叶わず、連勝はまたしても6でストップとなってしまいました。
徳島の勇気ある高いディフェンスラインと前線からの早いプレス、更にはドウグラス選手投入後の徹底したロングボール戦術。
そして、経験浅いキム選手を狙ったしたたかさ。
小林監督の狡猾さに千葉は完全に呑まれてしまいましたね。
両チームとも自分達のサッカーを貫こうとしましたが、一辺倒の千葉に対し、戦術を二つ用意していた徳島。
この差が出てしまいましたね。
それから、残念ながらケンペス選手のパフォーマンスが最近目に余ります。
これまで14得点挙げてくれたのは本当に助かりましたが、大事な場面でボールを収められなかったり、単独でつっかかって奪われたり、決定的なヘッドを何発も枠に飛ばせなかったり、プレスをあまりかけなかったりとお疲れ感が出てますね。
とはいえ、ケンペス選手に変わる選手もおりませんし・・・非常に悩ましいですね。
戸島選手に期待したいところですが、ここまで一度もベンチ入りしていない所を考えると、戦力にはなれない可能性が高いです。
ジャイール選手を放出したわけですから、そこの枠にケンペス選手の補佐的な選手を補強しても良いのではないかと思うのですが・・・。
敗れたとはいえ、内容としてはそこまでひどい訳ではなく、徳島の方が武器が多かった為に勝てなかった感じです。
連勝は止まり、2位神戸との勝ち点差も再び6となってしまいましたが、気落ちする事無く次節の水戸戦に臨んで欲しいと思います
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