J.LEAGUE DIVISION 2
第20節 味の素スタジアム
東京V 2 - 1 千葉
12' 東京V 1 - 0 千葉 杉本健勇
72' 東京V 2 - 0 千葉 阿部拓馬(PK)
87' 東京V 2 - 1 千葉 オーロイ
56' 佐藤健太郎 ⇒ 伊藤大介(千葉)
69' 西紀寛 ⇒ 小林祐希(東京V)
72' 田中佑昌 ⇒ 深井正樹(千葉)
81' 飯尾一慶 ⇒ 巻誠一郎(東京V)
84' 渡辺圭二 ⇒ オーロイ(千葉)
90' 梶川諒太 ⇒ 小池純貴(東京V)
22' 梶川諒太(東京V):アフターチャージ
28' 佐藤健太郎(千葉):引っ張り
44' 土屋征夫(東京V):足かけ
主審:アントニオ・アリアス(パラグアイ)
気候:
気温:28.7℃
ピッチ状態:良芝
観衆:6,933人
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<試合前データ>
★成績
東京ヴェルディ
12勝6敗1分 37得点18失点 勝点37 2位
ジェフユナイテッド千葉
12勝4敗3分 33得点10失点 勝点39 1位
★戦績
東京ヴェルディ
○ 5 - 1 北九州(A)
● 2 - 3 栃木(A)
○ 3 - 1 大分(H)
○ 2 - 0 鳥取(A)
○ 4 - 1 岐阜(H)
ジェフユナイテッド千葉
○ 4 - 0 熊本(H)
○ 2 - 0 大分(A)
● 0 - 1 岐阜(H)
○ 2 - 0 甲府(A)
○ 3 - 1 鳥取(H)
★得点ランク
東京ヴェルディ
1.阿部拓馬:10得点
2.西紀寛:5得点
3.小林祐希:4得点
ジェフユナイテッド千葉
1.藤田祥史:8得点
2.田中佑昌:7得点
3.深井正樹:4得点
★勝率
東京ヴェルディ
HOME = 55.56%
AWAY = 70.00%
ジェフユナイテッド千葉
HOME = 66.67%
AWAY = 60.00%
<プレビュー>
前節岐阜に大勝し、3連勝を飾った事で2位に浮上した東京V。
持ち前の得点力に磨きがかかり、直近5戦全て複数得点を挙げている。
今日の相手千葉は、J2屈指の守備力を誇るが、今の勢いならば複数得点を奪う事も十分可能だ。
また、勝てば首位浮上となる為、モチベーションも高い。
得点ランク2位に位置している阿部の得点力も期待したいが、やはり対千葉といえば巻だろう。
昨年の同一カードでも見事に決勝点を決めており、千葉キラーとして期待したい。
昇格争いのライバルを叩き、首位に浮上し、そのまま昇格の勢いを付けたい。
一方の千葉も前節鳥取に3-1と勝利し9戦で8勝1敗と絶好調だ。
そして、遂に首位に立つ事が出来たので、ここから落ちるわけにはいかない。
東京Vはリーグ屈指の攻撃力を誇るため、無失点に抑える事が勝利の鍵か。
無失点に抑える事が出来れば、焦った東京Vは前掛かりになってくるので、ディフェンスの裏を突いて田中選手のカウンターからの得点を期待したい。
<それぞれの視点>
東京V 決戦制し首位浮上ヘ(゚∀゚*)ノ
東京V勝ちました
大事な大事な首位攻防戦に勝利した事は滅茶苦茶大きいですね
序盤東京Vがリズムを掴むと、1本目のコーナーキックから杉本選手が鮮やかなヘッドで先制点
千葉はコーナーキックの時、ゾーンで守るので選手と選手の間に走り込むと、フリーでヘッド出来るんですよね。
この得点はまさにその形で、作戦通りといった得点でした
その後も東京Vペースでしたが、徐々にリズムを掴まれ、危ない場面がありました。
しかし、最後まで守備陣が奮闘し、前半は1-0で折り返す事が出来ました
後半に入ると、どちらもリズムを掴めない展開でしたが、東京Vが一瞬の隙を突いて阿部選手が抜け出すと、千葉の選手がたまらずペナルティエリア内で足を掛けてしまい、PKを獲得
これを阿部選手がきっちりと決めて、勝利を引き寄せる2点目を奪ってみせました
リードを2点に広げると、東京Vはもう無理して攻める事は無く、チャンスがあればシュートまで持っていくという内容です。
終盤、千葉は昨年の戦術である戦術オーロイを敢行してきて、88分に遂に決められてしまいました
流石に昨年より質も高くなっており、止める事は出来ませんでしたね。
何度か危険な場面があり、あわや同点というシーンもありましたが、最後はしっかりと柴崎選手がボールを抑え見事に勝利を掴みました
これで東京Vが遂に首位に立ちました
毎年後半の追い上げがすごい東京Vですから、この時期に首位に立てたという事は、昇格の可能性はかなり高いと思います。
ここからは、結果を求めつつもJ1で通用するチームを作り上げて欲しいですね
千葉 意地見せるも惜敗(x_x;)
千葉としては、悔しい敗戦となりました
内容は決して悪くありませんでした。
ただ、ゴールが遠く、逆に決められてしまいました。
先制点を取られた場面では、致し方無い部分がありますね。
ただ、どのチームもこの形での得点を狙ってくるので、今後もゾーンで守る場合は対策が必要になるかと思います。
前半の中盤からは完全に千葉がリズムを掴んでいたので、この時間帯に同点にしておきたかったですね
後半もリズムはどちらかというと千葉という感じでしたが、一瞬の隙を突かれ阿部選手をペナルティエリア内に侵入させてしまいました。
その阿部選手を渡邊選手が足をかけて倒してしまい、まさかのPK献上
前節もPKを与えていたので、2試合続けてのPK献上となりました。
渡邊選手は久々の出場という事もあり、ちょっとミスが目立ってしまいましたね。
パスミス程度なら致命的にはなりにくいですが、このPKを献上してしまったプレイは焦ってしまったのか、安易なプレイでした
このPKも岡本選手が球筋を良く見て飛びつきましたが、コースが良すぎた為防げませんでした
2点差にされてしまい、窮地に追い込まれてしまった千葉。
深井選手、オーロイ選手を投入して戦術オーロイを決行
昨年、主力武器にしていた戦術ですが、今年はより前にボールを運び斜めから低めのアーリークロスを上げるので、しっかりとオーロイ選手に合わせる事が出来ます。
それ故、ほぼ確実にオーロイ選手は競り勝ってくれます
そして、オーロイ選手が競り勝ち、こぼれたボールをオーロイ選手が自ら拾うと、躊躇無くシュート
これが東京Vゴールに突き刺さり、意地で1点を返す事ができました
更に、深井選手が切り込んでシュートを狙うなど、惜しい場面も多かったですが、最後のオーロイ選手のヘッドをキャッチされ試合終了。
大事な一戦を落とす結果になってしまいましたが、内容は決して悪くありません。
幸い、今年は飛び抜けたチームが無いため、直接対決を落としても大きく差を離される事はありません。
大事なのは次勝つ事です
相手は湘南で、またもライバルとの直接対決となりますね。
何とか勝利して昇格圏内を維持していきたいですね
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