J.LEAGUE DIVISION 1
第8節 県立カシマサッカースタジアム
鹿島 5 - 0 G大阪
42' 鹿島 1 - 0 G大阪 遠藤康
53' 鹿島 2 - 0 G大阪 興梠慎三
71' 鹿島 3 - 0 G大阪 大迫勇也
87' 鹿島 4 - 0 G大阪 本山雅志
93' 鹿島 5 - 0 G大阪 大迫勇也
56' ラフィーニャ ⇒ パウリーニョ(G大阪)
62' 寺田紳一 ⇒ 倉田秋(G大阪)
65' 小笠原満男 ⇒ 青木剛(鹿島)
76' 興梠慎三 ⇒ ジュニーニョ(鹿島)
76' ドゥトラ ⇒ 本山雅志(鹿島)
83' 佐藤晃大 ⇒ イ・スンヨル(G大阪)
50' 遠藤保仁(G大阪):危険行為
70' 倉田秋(G大阪):危険行為
84' パウリーニョ(G大阪):危険行為
85' 青木剛(鹿島):危険行為
86' イ・スンヨル(G大阪):危険行為
主審:佐藤隆治
気候:
気温:16.0℃
ピッチ状態:良芝
観衆:17,583人
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<試合前データ>
★成績
鹿島アントラーズ
2勝4敗1分 6得点10失点 勝ち点7 15位
ガンバ大阪
2勝4敗1分 12得点15失点 勝ち点7 14位
★戦績
鹿島アントラーズ
● 0 - 2 広島(A)
▲ 0 - 0 横浜FM(A)
● 1 - 3 浦和(H)
○ 2 - 1 F東京(A)
○ 3 - 2 C大阪(H)
ガンバ大阪
● 1 - 2 磐田(H)
▲ 1 - 1 新潟(A)
● 1 - 4 広島(A)
○ 3 - 2 川崎(H)
○ 3 - 1 清水(H)
★得点ランク
鹿島アントラーズ
1.興梠慎三:3得点
2.遠藤康:2得点
3.ドゥトラ:1得点
ガンバ大阪
1.ラフィーニャ 佐藤晃大:3得点
2.パウリーニョ:2得点
3.倉田秋 中澤聡太 阿部浩之 武井拓也:1得点
<プレビュー>
互いに開幕5試合勝ち無しで、そこから2連勝中。
次第に調子を上げてきた印象がある両チーム。
鹿島は前節C大阪と対戦し、2点差をひっくり返す強さを見せた。
新加入したドゥトラの攻撃的意識が、停滞していた鹿島の原動力になっている。
本人も前節加入後初ゴールを決め、自信もノッてきている。
今日の試合でもゴールを決め、鹿島に3連勝をもたらすのか。
一方のG大阪は、前節清水に完勝と言って良い程の内容であった。
松浪監督に代わって、本来のG大阪の攻撃的サッカーが戻ってきた。
ようやく、目が覚めた印象だ。
今日も大量点を奪い3連勝を目指す。
注目は、連続ゴール中のFW佐藤晃大だ。
長身から繰り出されるヘッドでの得点だけでなく、足元も上手く、飛出しもある。
今季徳島から加入した若武者は、見事に名門G大阪の復活をけん引している。
共にJ2からの補強選手を中心にしてリズムを掴んだ。
2000年以降、優勝争いを繰り広げてきた両チーム。
連勝を伸ばすのはどちらか、注目の一戦だ。
<総括>
前半はどちらかというと鹿島ペースだったか。
鹿島は注目のドゥトラが推進力となり、何度か決定機を迎えた。
その決定機をなかなか決める事が出来なかったが、前半終了間際に遠藤康が鮮やかなミドルシュートをG大阪ゴールに突き刺し先制に成功。
遠藤康は、これで3試合連続ゴール。
ドゥトラと共に今の鹿島を引っ張る若き選手。
今後の躍進に期待が高まる。
G大阪はシュートこそなかなか撃てなかったものの、ゴール前までボールは運べている。
注目の佐藤は、この試合もポストプレイや高い打点からのヘッド、裏への飛出しなどで存在感を示している。
また、やはり遠藤保仁のフリーキックは絶好のチャンスと言える。
リードは許しているものの、内容では決して負けてないG大阪。
リーグ戦2位の攻撃力を誇るG大阪がこのまま黙っているとは思えない。
後半も激しい試合が予想される。
後半は鹿島が更に攻撃の出力を上げてきた。
後半立ち上がり早々に、興梠が追加点を挙げリードを広げると、そこからは完全に鹿島のペースとなった。
攻めるに出ようとするG大阪を尻目に、チャンスを作るのは鹿島。
クロスバー直撃、ポスト直撃という場面があり、いつ追加点が入ってもおかしくない状況に。
そして、71分。
ドゥトラの切り込みから大迫にラストパスが通ると、迷わずシュートを放つ。
このシュートがディフェンスに当たりGKの頭を超え、そのままG大阪のゴールに吸い込まれていった。
大迫にとっては待望の今季初ゴール。
そして、この3失点目でG大阪の集中力が切れてしまったのか、立て続けに失点を重ねてしまった。
87分には途中交代で入った本山が、そしてロスタイムには大迫が今日2点目となるゴールを重ね、最終的には大量5得点。
鹿島は最高の形で3連勝を挙げた。
逆に、G大阪は屈辱の5失点。
内容では負けていなかっただけに、鹿島の勢いに屈してしまった。
ミドルシュートで3失点しただけに、ミドルレンジでのプレスが課題となってしまった。
調子を上げてきての一戦だっただけに、この大敗で自信を失わなければ良いのだが・・・。
<それぞれの視点>
鹿島 ゴールラッシュで大勝o(^▽^)o
これぞ鹿島
という感じの勝利でしたね
前半は一進一退と言った内容で、互いにペースの掴みあいになりました。
特に目立っていたのが、ドゥトラ選手のドリブル突破ですね
彼は本当にドリブルが上手くて前を向いてくれるので、観ていて楽しいです
そして、前半終了間際に2試合連続ゴール中の遠藤選手が豪快なミドルシュートで先制
素晴らしいゴールでした
後半には、なんと大量4得点を奪取し、トータルスコアは5-0
相手が攻撃力が高いG大阪だっただけに、点の取り合いを予想していましたが、まさか一方的な試合になるとは思いませんでした
鹿島は本当に復調してきましたね
今までの様な強い鹿島が戻ってきた事で、J1も面白くなってきそうですね
大迫選手も今季初ゴールを決めた事で、これからドンドン得点も生まれてきそうです。
今までは勝ち無しが続きましたが、これからはこの連勝をどこまでも伸ばして欲しいです
G大阪 攻撃沈黙守備崩壊。(´д`lll)
まさに屈辱的な敗戦です
1点2点取られる可能性は有ると思っていましたが、まさか5失点も喫するとは・・・。
予想外の結果に、未だに信じられません。
前半は悪くなかったと思います。
何度か決定機を作られましたが、何とか踏ん張って失点はしていませんでした。
攻撃でも遠藤選手のフリーキックから惜しい場面を作るなど、得点は取れそうでした。
しかし、前半終了間際に失点を喫すると、砂山を崩すように、守備陣が崩壊
あれよあれよという間に5失点・・・。
ミドルシュートでの失点が多かったので、シュートを防ぎきれなかった守備に課題が出てしまいました。
ただ、このミドルシュートでの3失点は打った方を褒めるしかないのかもしれませんが、せめてシュートコースを防ぐくらいはしたかったですね
特に気になったのが、5失点目です。
GK藤ヶ谷選手のミスによる失点でしたが、これは明らかに集中力が切れていた証拠ですね
どんなに失点を重ねたとしても、最後まで全力でプレイする事がプロだと思います。
ベテランの藤ヶ谷選手にしては考えられないミスでした。
5失点した事は事実ですが、引きずっても仕方無いので、しっかりと切り替えて次節に臨んで欲しいです
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