J.KEAGUE DIVISION 2
第8節 フクダ電子アリーナ
千葉 0 - 0 岡山
61' 篠原弘次朗 ⇒ 植田龍二郎(岡山)
62' 藤田祥史 ⇒ 荒田智之(千葉)
69' 深井正樹 ⇒ 田中佑昌(千葉)
72' 服部公太 ⇒ 石原崇兆(岡山)
77' 武田英二郎 ⇒ 坂本將貴(千葉)
79' 金民均 ⇒ 中野裕太(岡山)
30' 伊藤大介(千葉):危険行為
78' 澤口雅彦(岡山):危険行為
81' 兵働昭弘(千葉):非紳士的行為
主審:松尾一
気候:
気温:14.9℃
ピッチ状態:良芝
観衆:9,056人
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<試合前データ>
★成績
ジェフユナイテッド千葉
4勝2敗1分 10得点4失点 勝ち点13 5位
ファジアーノ岡山
3勝2敗2分 6得点7失点 勝ち点11 12位
★戦績
ジェフユナイテッド千葉
○ 3 - 0 横浜FC(H)
▲ 0 - 0 福岡(A)
○ 3 - 0 徳島(H)
● 1 - 2 栃木(A)
○ 1 - 0 水戸(A)
ファジアーノ岡山
● 0 - 3 水戸(H)
● 0 - 1 大分(A)
○ 2 - 1 山形(H)
○ 2 - 1 徳島(A)
○ 1 - 0 松本(H)
★得点ランク
ジェフユナイテッド千葉
1.深井正樹 藤田祥史:3得点
2.大岩一貴:2得点
3.兵働昭弘 田中佑昌:1得点
ファジアーノ岡山
1.川又堅碁:2得点
2.チアゴ 中野裕太 仙石廉 金民均:1得点
<プレビュー>
前節アウェイ初勝利を挙げた千葉。
ホームフクアリで今季初の連勝を狙う。
対するは、現在3連勝中と波に乗っている岡山。
フクアリで初勝利を挙げて4連勝といきたいところ。
千葉としては、前節ようやくアウェイで勝つ事が出来た。
フクアリでは3連勝中であり、未だに無失点と相変わらずの強さを見せている。
ここにきて中盤の要、兵働のパフォーマンスが落ちてきているのが気になるところ。
それとは対照的にサイドバックの大岩は非常に良いパフォーマンスを見せている。
不調な選手を好調な選手がカバーしている印象を受ける千葉。
得点力に関しても深井、藤田が共に3得点を挙げているなど、申し分無い。
特に深井はフクアリでは圧倒的な決定力を発揮する為、この試合でのゴールも期待できる。
一方の岡山は3連勝中。
チアゴをベンチに置く采配には驚かされたが、変わりを務めた川又が前節では値千金の決勝ゴールを挙げるなど、良い雰囲気を醸し出している。
フクアリでは勝った事はないが、今の岡山ならば千葉をも退ける勢いがある。
昇格候補本命の千葉が下馬評通り勝利を収めるのか、それとも、ダークホース岡山が波乱をお越し、J2を面白くするのか。
とても楽しみな一戦となった。
<総括>
前半は岡山のペースであった。
序盤は岡山が早い出足で中盤を制圧。
千葉のお株を奪うボールポゼッションで圧倒。
決定機も作れており、完全に岡山がペースを握っていた。
一方の千葉は序盤は防戦一方。
ボールを奪っても縦へのパスが入らない為、ディフェンスラインでボールを回し、ゆっくりとした展開で岡山の隙を伺う。
しかし、前の選手は何度も裏へ飛び出そうとしているのに対し、ボールを出さない中盤以下の選手達。
イメージの共有がこの試合は出来ていない感じがする。
前半の中頃から千葉の方も裏を狙う動きが出て来て、ゴール前の攻防が出てきたが、逆にカウンターを食らう形も度々あった。
リスクを冒してゴールを狙いに行けるかどうかが後半の鍵となりそうだ。
岡山も前半同様、カウンターからのゴールを狙ってくるだろう。
千葉がフクアリでの強さを発揮するのか、それとも岡山が千葉からフクアリ初失点となる得点を奪うのか。
後半の攻防が期待できる。
後半は千葉が攻勢を強めてきた。
両サイドの選手、レジナルドと深井が何度も裏へ抜け出そうとする動きが出てきた。
しかし、岡山の守備も崩れる事はなく、なかなか決定的チャンスを作り出す事が出来ない。
逆に、カウンターから岡山に決定機を作られるなど、どちらかといえば岡山のペースだったのかもしれない。
選手交代で投入された荒田もなかなかボールに絡める事もなく、藤田の貢献度というのが良くわかる試合となった。
レジナルドはこれがMAXなのか。
ドリブルの強さはあるのだがキレがない。
何度も仕掛けるが、そのほとんどが引っ掛けられている。
せめてファウルを貰うくらいはして欲しいところだ。
もし、今日のパフォーマンスが最高であるならば、期待していた程の活躍は観れないのかもしれない。
岡山は年々力を付けてきている印象だ。
中盤でしっかりとボールを繋ぎ、サイドにはベテランの服部が精度の高いクロスを供給。
中にはアイディア豊富でクレバーな川又がいるので、得点の期待は非常に高い。
ただ、今日は川又のシュート精度がいまひとつでゴールを奪う事は出来なかった。
守備に関しても、隙を作らない堅守で2試合連続無失点。
チームも4試合負け無しと好調ぶりをキープ。
これは、上位進出してきそうな予感を漂わせている。
<それぞれの視点>
千葉 ホーム連勝ストップ(´・ω・`)
今季はホームの連勝ストップが早かったですね
過去2年はホーム5連勝でしたが、今季はホーム3連勝でしたね。
それだけ周りのチームとの差が無くなってきてるという事でしょうか。
混戦になるのは多いに歓迎なのですが、J2を圧倒したい千葉としてはちょっと複雑
今日の相手岡山も年々力を付けてきているので、決して楽な試合にはならないと思っておりました。
が、前半まさかここまでやられるとは思ってなかったですね
得意のポゼッションもままならず、逆に岡山にポゼッションされてしまう展開
決定機も作られるなど、今までの千葉の強さが感じられない前半でした。
後半になってようやくエンジンがかかったのか、ボールが早く回る様になりました
しかし、岡山の守備陣もなかなか集中を切らさず、決定機を作り出す事がなかなか出来ません。
そんな中でも、コーナーキックから山口智選手がドンピシャのヘッド
が、これを岡山の仙石選手がゴールライン上でクリア
更に、ゴール前で藤田選手が撃ったシュートのこぼれ球をレジナルド選手がGKと1対1ながらシュートを弾かれてしまいます。
数少ない決定機を活かす事が出来ず、結局今季ホームで初のドロー。
まぁ、ホームに強いと言っても相手も強ければ勝てない事だってありますよ
どちらかといえば、負けなくて良かったという内容でしたし・・・。
ただ、昇格を目指すのであれば、どこが相手でも得点を取って行かなければいけませんよね。
しかも、今季はまだ連勝が無いんですよ
せっかくアウェイで勝てて連勝のチャンスだったのに、残念でしたね
次節はアウェイで松本と対戦ですが、松本は熊本に3-0で勝ちましたからね。
決して油断出来ない相手です
でも負ける訳にはいきません
ホームで落とした勝ち点はアウェイで取り戻しましょう
岡山 堅守が光り勝ち点1GET!!(o^-')b
岡山としては、勝ち点3も取れた内容だっただけに勝ち点2を落とした感じでしょうか
立ち上がりは岡山が圧倒的にボールを支配して、千葉を面食らわせてましたね
フクアリは芝が濡れているので、本当に良くボールが回るんですよね。
今日の芝は千葉ではなく岡山に有利に働いた時間がありましたね
途中からカウンター狙いの戦術に変わったと思いますが、しっかりとした守備が無ければ成り立たないので、きっと守備には自信があったんでしょうね。
カウンターも随所に決まっていて、あとは決定力だけという感じでした
川又選手は何度かあった決定機を1本でも決めておきたかったですね~。
それでも、手応えは十分あったんじゃないですか
一昨年、昨年よりは間違いなく千葉との差は縮まっていると思います。
というか、総合的に見たら今日の試合では岡山の方が良かったですよね。
やりたい事がはっきりしていましたし、それを選手達が実践できていたと思います。
ただ、得点が入らなかっただけという感じでした。
山形や徳島といった昇格候補に勝ち、千葉とアウェイで引き分けたというのは、本当に力が付いてきているんだなぁと思いました
今後も注目していきたいですし、台風の目となってJ2をかき回して欲しいですね
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