底冷えする日のある出来事 | ロンドン在住イメージコンサルタント、テート小畠利子のつれづれ日記

ロンドン在住イメージコンサルタント、テート小畠利子のつれづれ日記

イメージコンサルティング&養成『トーキングイメージ』代表、テート小畠利子です。ロイヤルアスコットパッケージ•ロンドンフェイスヨガ等も提供。著『知的に見える男、バカっぽく見える男』新潮新潮、女性を美しく見せる「錯覚の魔法」』文春新書。最近は主に愛犬成長記?

今日は雪でも降りそうな位、急に気温が落ちました。
ずっと外を歩いていたら、頭がジンジンしそう。

そんな冷え冷えする中、地下鉄に乗り換えようと歩いていたら、
静かにケンカをしている東洋人のカップルを目撃。

彼の方は彼女を怒らせたことを後悔しているのか、機嫌を取ろうとしているけれど、
彼女は氷のように冷たい表情で彼を睨み返している。
機嫌を取って彼女をハグしようとすると

触るな~

と言ったかどうか、日本でも英語でもなかったので、良くわからないけれど、
思いっきり彼を押し返す。

そして彼の顔をピシャッ

コワ~ッ!
それでも懲りずに機嫌を取る彼。

私はホームまで進み、電車を待っていたら、彼らもやって来た。
まだケンカしている。

今度は彼はわざわざ、かけていた彼のメガネをはずして
彼女に『どうぞ!』と言わんばかりに顔を突き出す。
すると彼女は外国語で何かを言ったかと思ったら、
彼の頬の肉を思いっきり摘み、
いつまでも摘み、どこまでも伸ばす

さすがに回りの人達も気づき、
横を通った青年たちは、ウソでしょ?と言わんばかりに後ろを振り返り、
WOWOWOWOW ワオー! と目をクルクル。

キンドルで本を読んでいた男性も、彼らの様子が気になって、集中できず。
僕でなくて良かった、と思っていたに違いない。

スーツ姿のビジネスマンもクールな表情は変えないのに、
新聞の隙間からチラホラ

電車が来たので、私は乗ったのですが、
なんと彼らも同じ車両に乗って来る!

回りの乗客は皆、見ないふりをしながら、見ている。目

もういい加減、彼女の気もすんだかと思ったら、まだダメみたい。
時々、苛立ちの奇声を発する彼女。

私は次の駅で降り、彼らはそのまま乗ったまま。
ああ、良かった。
どこまでついて来るか、と冷や冷やしてしまった。

腹が立つとひっぱたきたくなる衝動に駆られることもあるでしょうが、
女性だからと言って、手を上げて良いわけではない、と思うけど...。

癇癪を起すと、あんなに恐ろしい表情になるのですね。
血圧も上がるだろうし。
とは言うものの、私はもともと血圧が低いから、あまり影響はないかな?

人の振り見て、我が振り直せ、
私も気を付けよう。

何があったのか、わからないけれど、
彼女は彼を許しただろうか。

それとも、まだ彼のほっぺたを引っ張っているのだろうか?
こわ~い!