ハシゴのかけ方を変えようと思う〜影響力のある人と会うと視野が一気に広がった〜 | たくやのブログ

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今となってはだいぶ恥ずいポエム




2016/05/23
一昨日、昨日と何かと影響力のある人と立て続けにあったことで、自分の中での方向性が一気に変わってきた。

今日は休日でもあったので、ジムを済ませたあとにカフェで、自身のバイブルである『7つの習慣』を久々に読み返してみた。

今日は読み込めていなかった第7の習慣「刀を研ぐ」を読んだが、おかけで乱れていた心に平安を取り戻すことができた。原則を中心に生きる限り、誰も僕の中の心の平安を取り上げることはできないと感じた。それほどに、読むだけで心に影響を与える本だと、再認識させられた。



して、今後の方向性であるが、第2の習慣「目的を持って始める」にもあるように、ハシゴのかけ方を間違えば、一段ずつ登るごとに間違った目的に向かってしまう。僕の中の目的地は「自分の葬式の時に、周囲の人にどういった人格や業績を見て欲しいか?」という問いの答えから導いたのだが、少なくとも「一族の経済的・社会的な繁栄に貢献した」と言われたいと思った。


一昨日に営業の先生に言われたように、「35歳になって派遣社員、独身、家族への仕送りなしってカスやん」という言葉が胸に刺さったことも大きい。


今まで、何かと自分の理想のために人生や仕事について考えてきた。その理想とする世界も「ある程度の母数の他人にも共感してもらえるはず」とは思ってきたけど、他人のために働くとかっていう考え方に心から納得できてはいなかった。


けれど、少なくとも、自分を育ててくれた母親や祖父母には、経済的にも精神的にも安心できる暮らしをさせたい。


一緒に住むことは叶わないかもしれないけど、もう80を超えた祖父母の介護に、母親の余生が手一杯になってしまうのは嫌だし、息子としてそうさせたくない。もちろん、祖父母には元気な状態で天寿を全うして欲しいのは山々だが。


それで、どう方向性を変えるかと言うと、まず目的を世の中うんぬんよりも小さくして「まずは一族の繁栄」とした上で、正社員という肩書き、職を目指そうと思う。


少し前まではプログラミング学校に行って、100万貯めて起業しよう!と考えていたけれど、うまく言えないんだけれど、考え方が180度ガラリと変わってしまった。


ただ、思うのは、やっぱり起業自体が目的になってしまっていた気がする。


これまで関わった方々に「2016年6月に起業します!」、「次はもう起業です!」などと言ってきたものの、それを変えてしまうのだから非難もされるかも知れない。


ただ、今から僕は、「もう一度、1から出直そう」と決心しかけている。


あくまで、大切にしている価値観や信念(原理原則や本質にこだわる事など)は変えないつもりだし、将来性がある分野で、自身も得意なこと・好きなことをやろうとは思う。けれど全くの未経験のプログラミングをやるかは分からない。



あくまで得たいのは、3年先のそこそこの収入と、スキル。

スキルについては、プログラミングも悪くはないし、これからの時代には必要だとは思うが、まずはビジネスマンとしてのヒューマンスキル(マネジメントとか)を上げていきたい。


何にしろスキルを上げるには、やはり派遣社員では裁量が小さく、拡張性が見込めない。


今まで正社員は「大きな船に乗って保障に守られて生きているからダサいしリスクだ」なんて思ってきたけど、そこにある成長できる機会というメリットを見れてなかった。


そう考えると、成長できる機会という点ではベンチャーへの就職や起業というのも、機会は大きなと、今思ったが、スキルも資金もない僕には、起業により自分の納得いく形の成功を手に入れるのは難しいと思った。借金する重みを知った僕は、銀行から融資を受けるという選択肢は取りたくない…


この辺を考えると、本当にそれでいいのか、気持ちがまたブレそうだ…


ただ、僕にはあまり時間が残されていないんだ…


目的までの階段が全く見えず、その調べ方すら見えない状態でウダウダ苦しんでいても仕方がない。無意味な忍耐というか…人生とはもっとシンプルなはずだと思うんだ。



でも、将来的に、正直どうなるか分からん点もあるんやけど、サイバーの藤田さんや、DeNAの南波さん、楽天の三木谷さん、GMOの熊谷さんなど、そういった「IT分野のビジネスを牽引している人たちがいる世界で、自分も闘っていきたい。生きていきたい」という想いは変わらない。


経営とは何で、自分にどういったスキルが足りないかも正直よく分からない。


けど、今は単純に、当たり前に、中長期的なスキルアップと安定した収入を求めて、我武者羅に仕事に励むしかない。生きるのに必死というか、当たり前のことを当たり前にできるようになりたい。


自分が周囲と変わっているから、おかしいと思う仕組みを変えたいから、だから世の中を自分に合わせようとするのが起業家だと思った。けど、この“他人との相互依存”が要をなす社会では、まず“自分自身が変わる必要性”を改めて感じた。



今まで組織の中で中々馴染めなかった人生だったから、正式に会社という枠組みに入っても、どうしても浮いてしまうと思う。でもそれが、高校の時のように勉学でも部活動でも優秀な成績を収めたりすることで、良い目立ち方・浮き方をするしかないと思う。


ただ、その文武両道などによって家庭や友人関係などを犠牲にするのではなく、大学の時の一番の体験であったように、自身が大切に想う人との良き関係を築くことも大切にする。そのバランスを原則を中心にとろうと努力しようと想う。


一見、「欲張りすぎ」とまた言われるかも知れないが、原則を中心にしていれば人生の多くは両立が可能なはずだ。この、僕のバイブルが教えてくれているように。


とりあえず、心が良い状態にあるうちに、人と会うことを切らさず、まずは就職活動を再開しようと思う。


もう一度、1からやり直し。

けれど、この3年間の苦しい経験があったからこそ、目的さえ間違えずにハシゴをかけれたら、あとは他人より早いスピードで、そのハシゴをかけ登れるはず。


積み上げよう。勝ちに行こう。