「カジノ法を多数で強行可決した安倍政権はつぶさないとダメ」元民主党最高顧問 藤井裕久さん
カジノ法を多数で強行可決した安倍政権はつぶさないとダメ!
元財務相、元民主党最高顧問の藤井裕久さんが、刑法で禁じられた賭博を合法化するカジノ法を強行可決した安倍政権はつぶさないとだめだと怒りの声をあげています。野党は結束して自民党とたたかわなければならないと力説しています。本気の野党共闘を実現し、政治を変える2017年にしたいと私も思います。
赤旗日曜版 1/1、1/8合併号
参院選の結果、与党が3分の2を占めたことを国民は決してよかったとは思っていません。多くのの日本人はまっとうな良識を持っています。昨年の国会はひどいものでした。刑法で禁じられてきた賭博を合法化するカジノ法を多数で強行可決した。こんな政権はつぶさないとだめです。
私の小学校の同級生の多くは、太平洋戦争中、食料難や空襲で死にました。戦争は絶対反対です。戦争法を進める、憲法解釈を勝手に変えて自衛隊を海外に出す安倍政権は終わりにしなければなりません。ですから、野党は結束して自民党とたたかわらなければならない。その点で共産党は身を捨ててよくやっていると思います。
いまだに共産党と協力することに反対する人がいますが、そういう人に私は「安倍首相と共産党のどちらが嫌いなのか」と聞きます。たいていの人が「安倍首相」。私の世代にはノンポリの人が多いですが、いまはみな「共産党の方がまともだ」と言っていますよ。
