「すごく恐ろしい人が総理大臣になっていると思うの」ピーコさん | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

「すごく恐ろしい人が総理大臣になっていると思うの」ピーコさん


「21世紀になれば戦争がない世界になると思っていたのにね」

なんだかこの言葉がぐさっと胸に突き刺さりました。ファッション評論家のピーコさんが戦争法案に関して、安倍政権に関して痛烈に批判しています。やがて徴兵制も出てくるだろうと。自分には関係ないしって思ってる人もいるかとは思いますが、やはり子どもや孫、未来世代へ多大な影響を与える問題です。今きちんと考えてNOの声を拡げましょう。



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赤旗 6/7


すごく恐ろしい人が総理大臣になっていると思うの。安倍さんはよく「総合的に判断する」と答弁するけれど、判断するのはその時の政府で、今でいえば安倍さんでしょ。野党に痛いところを突かれれば感情的になり、やじまでとばし、国会を無視して自分の思い通りにしたい人が判断する。ファッショね。

中略


安倍さんの言う平和ってなんなんだろうね。「南シナ海で埋め立てしている国がある」なんて言って、まるで中国を名指しして、戦争したいと言ってるよう
なものじゃない。

私が生まれたのは敗戦の年の1月、横浜です。5月に空襲され、親たちが逃げ回って助かった。3歳くらいまでは焼け跡のバラックに住んでました。駐留軍もたくさんいたし、傷痍軍人はお金の無心をしていたし、友達の御父さんが戦病死したり、戦争未亡人も大勢いた。そういう時代だったわね。

今度の法案では自衛隊が弾薬まで提供できるようになっているでしょ。弾薬を製造しておおもうけしたい人たちがいるのよ。戦争の裏には金もうけがあり、もうける人たちは兵隊にはならない。まず戦争に行かされるのは若い人たちよ。

法案が通れば、自衛隊員から戦死者が出て、志願する人は少なくなるだろうから、やっぱり徴兵制が出てくると思う。防衛予算もどんどん増やして、ますます年よりのために税金を使わなくなるでしょうね。今だって、医療費を値上げしたりして、長生きさせないようにしているんだから。


私は「戦争反対」ときちんと言おうと思ってテレビやラジオの仕事をしてきたし、今もそう思っています。ただ、政治について話せる番組は、どんどん少なくなっています。

21世紀になれば戦争がない世界になると思っていたのにね。ずるずるとここまで来てしまったけれど、本当に今、私たち一人一人がきちんと考えてこの法案に反対しなければいけないと思います。