「I am not Abe を掲げる必要がある」古賀茂明さん

昨日の報道ステーションでの古賀茂明さんの発言が大きな話題になってます。イスラム国の邦人人質に関してテレビ番組に出る他のコメンテーターが安倍政権の外交批判を語らずお茶を濁すなか、「日本人がアイアムノット安倍を掲げる必要がある」明確に批判しました。また「後藤さんが昨年から捕らわれていたことを知りながら、わざわざ中東訪問してイスラム国とたたかう周辺国を支援するため2億ドルを拠出すると宣言した。そのため交渉中止となり、あのビデオメッセージになったのではないか」と外交手法と同時に積極的平和主義のあり方にも疑問を呈し、さらにはアメリカの空爆で犠牲になってる中東の民間人にも言及してテロの背景と分けて考える必要があると語ってます。

★動画  報道ステーション古賀茂明氏「アイアムノット安倍を掲げる必要がある」 

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あの、“Je suis Charlie（私はシャルリー）”っていうプラカード持ってフランス人が行進しましたけども、まあ、私だったら“I am not Abe（私は安倍じゃない）”というプラカードを掲げて、「日本人は違いますよ」と、そんなことじゃない、もう「本当にみんなと仲良くしたいです」と、決して、あの、日本は攻めてない国に対して攻撃するとか、敵だっていう、そういうことは考えない国なんですっていうのを、しっかり言っていく必要があるんじゃないのかなと思いましたね。

NHKふくめ、今回の件で安倍政権の外交や積極的平和主義やアメリカ主導のテロとの戦争に関する問題について問いかけが圧倒的に少ないなか、昨日の古賀茂明さんのメッセージは素晴らしかったと思います。昨年から身代金要求がありながら、まともに救出へ動かなかった。日本版NSCなども含めて危機管理対応や人命第一の対応など機能していないことが明らかです。日本人が発信していくべきメッセージは何か。世界の平和のためにもアメリカ言いなりでテロに屈しないと強がって軍事開発など含めた戦争助ける支援ではなく、憲法9条を守り、対話ベースとした外交を展開することが必要だと感じます。