福島県の甲状腺がんがすでに155倍になっている | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

福島県の甲状腺がんがすでに155倍になっている




福島における甲状腺がん多発の影響を考えるときにヨウ素の汚染状況はどうだったのか。

日本原子力研究開発機構と米国エネルギー省に作製のヨウ素汚染マップがこっそり公開されました。




福島第一 ヨウ素、南にも拡散


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福島第一原発事故で放出された放射性ヨウ素131における土壌汚染地図を日本原子力研究開発機構と米国エネルギー省が作製し、26日公表した。ヨウ素131は半減期8日で消失が早いため、これまではセシウムによる汚染しか分からなかった。甲状腺がんと密接に関連するヨウ素の内部被ばく量を推定する手がかりになる。

原子力機構は、航空機から測定した放射線量から、地表の放射性物質の量を割り出す新たな計算手法を開発した。米国エネルギー省が事故直後の飛行で得たデータを元に2011年4月時点でどのくらい蓄積していたかを算出した。

それによると、セシウムと同様、1平方メートルあたり300万ベクレルを超える高濃度の汚染地域が浪江町まど北西方向に帯状に延びていた。一方、セシウムの分布との相違点は、原発から10キロ圏内では富岡町など南側にも高濃度の汚染地帯が広がっていたことだ。

放射性ヨウ素は数10万ベクレル程度でも体内に取り込むと、子どもの場合、甲状腺がんになる確率が高まる可能性がある。


6/27付 東京新聞2面


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DAYSJAPAN7月号でも甲状腺問題が取り上げられます。


全国で甲状腺がん多発?



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福島県の発表のとおり、17万4000人に27人(がん確定と疑い)ということになると、100万人に1人といわれる子どもの甲状腺がんが、すでに155.2倍になっていることになる。事故のせいで甲状腺がんが多発しているのではと認めるなら、日本全国で多発しているはずであり、今の段階で数千から数万人になっているはずだ。だから朝日新聞夕刊の記事は「日本中のパニックをあおる記事」ということになってしまいかねない。県立医大が放射能のせいではないというなら、「ただちに全国の子ども達に甲状腺検診を」と記者たちは呼びかける。

(DAYSJAPAN 7月号)

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甲状腺がんの多発をなぜTVは伝えないのでしょうか。
TVが取り上げない、知らない人も実は多いのではないでしょうか。
これでも原発と放射能の関係ないと言い切れるのか。
再稼働したいから、原発による被害を小さく伝えるNHKをはじめとする主要メディア。

ならなくていいガンになってる子どもがすでに出てるのです。
このマップにしても、決して福島だけの公開であってはならないと思います。
東京だって、関東だって、ヨウ素被ばくしてるのだから全国で甲状腺検診を展開すべきです。