東京23区の汚染状態セシウム合算で平均1,006Bq/kgでキエフを越える汚染の可能性。 | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

東京23区の汚染状態セシウム合算で平均1,006Bq/kgでキエフを越える汚染の可能性。

原発事故から1年

今何を考えなきゃいけないのか。


チェルノブイリと比較してどうなのか。

木下黄太氏ブログの見解は知っておくべきです。



「放射能防御プロジェクト」木下黄太のブログ から転載

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/6ffe54f6c3c9f8a5f440edea1210ff41




過去の首都圏の土壌調査のデータや僕に直接報告のあったデータで、

東京23区のものをまとめなおしました。側溝や歩道脇の堆積物などは

高く出るため、除外しました。これまでの放射能防御プロジェクトの発表と

一部異なり、僕が信頼度があると判断したものを入れたり、そうでないもの

を外したりしています。検査会社とも話して、僕の中で確認をしながら、

もう一度整理したものです。もともとバンダジェフスキー博士にデータを

みせるために整理しましたが、わかっていたのですが、東京23区と

多摩地域だと、23区が高く、多摩地域が低い数字でした。さらに23区で

その後高いデータがあるため、平均は上がりました。今、四十二箇所で

23区の平均を出すと、セシウム合算で1,006Bq/kgになりました。


これは霞ヶ関の経済産業省前の植え込みで10,013Bq/kgをカウントして

いるものです。仮に、これを外しても(外す理由は特にありません)、

セシウム合算の平均はおよそ786Bq/kgとなります。毎年、東京都で

放射能検査で、セシウムの土壌を新宿区内で検査しているのが、

都内の基準の場所ですが、ここが311前は、1.5Bq/kg程度まで

だったのが、去年の秋には、790Bq/kg程度になりました。この基準

の場所の数値と、霞ヶ関の数値を外した、僕の方の23区の平均が

同程度です。ここからも、23区の汚染平均は、およそ800Bq/kgから

1000Bq/kg程度の状態と思われます。ウクライナのキエフが、

数年後のセシウム137のみで0.8キュリー=およそ460Bq/kgで、

当初の放出の比率が137:134=2:1と言われていることから、本当に

大雑把な推定でおよそ690Bq/kgになります。セシウムの量だけで

考えると、東京23区はキエフよりも汚染程度は強い可能性があると

判断できると僕は思います。これが東京23区東部に限定すると、

平均がさらに跳ね上がり、バンダジェフスキー博士が活躍した

ベラルーシのゴメリ並になるのではと推測しています。




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単位は全てBq/kg

1 東京都 足立区 Cs-134 101 Cs-137 121 Cs合算 222
2 東京都 足立区 Cs-134 735 Cs-137 972 Cs合算 1707
3 東京都 荒川区 Cs-134 88 Cs-137 145 Cs合算 233
4 東京都 板橋区 Cs-134 0 Cs-137 24 Cs合算 24
5 東京都 江戸川区 Cs-134 334 Cs-137 397 Cs合算 731
6 東京都 江戸川区 Cs-134 1571 Cs-137 2122 Cs合算 3693
7 東京都 江戸川区 Cs-134 506 Cs-137 493 Cs合算 999
8 東京都 江戸川区 Cs-134 1732 Cs-137 1923 Cs合算 3655
9 東京都 大田区 Cs-134 311 Cs-137 357 Cs合算 668
10 東京都 大田区 Cs-134 628 Cs-137 733 Cs合算 1361
11 東京都 葛飾区 Cs-134 1333 Cs-137 1357 Cs合算 2690
12 東京都 北区 Cs-134 63 Cs-137 75 Cs合算 138
13 東京都 北区 Cs-134 387 Cs-137 527 Cs合算 914
14 東京都 北区 Cs-134 249 Cs-137 400 Cs合算 649
15 東京都 江東区 Cs-134 299 Cs-137 360 Cs合算 659
16 東京都 江東区 Cs-134 169 Cs-137 220 Cs合算 389
17 東京都 品川区 Cs-134 69 Cs-137 109 Cs合算 178
18 東京都 渋谷区 Cs-134 136 Cs-137 182 Cs合算 318
19 東京都 新宿区 Cs-134 50 Cs-137 71 Cs合算 121
20 東京都 新宿区 Cs-134 527 Cs-137 564 Cs合算 1091
21 東京都 杉並区 Cs-134 67 Cs-137 82 Cs合算 149
22 東京都 杉並区 Cs-134 46 Cs-137 49 Cs合算 95
23 東京都 杉並区 Cs-134 16 Cs-137 15 Cs合算 31
24 東京都 杉並区 Cs-134 127 Cs-137 146 Cs合算 273
25 東京都 墨田区 Cs-134 1831 Cs-137 2423 Cs合算 4254
26 東京都 世田谷区 Cs-134 20 Cs-137 24 Cs合算 44
27 東京都 世田谷区 Cs-134 93 Cs-137 157 Cs合算 250
28 東京都 世田谷区 Cs-134 39 Cs-137 70 Cs合算 109
29 東京都 世田谷区 Cs-134 256 Cs-137 290 Cs合算 546
30 東京都 台東区 Cs-134 62 Cs-137 68 Cs合算 130
31 東京都 中央区 Cs-134 65 Cs-137 84 Cs合算 149
32 東京都 千代田区 Cs-134 323 Cs-137 416 Cs合算 739
33 東京都 千代田区 Cs-134 4423 Cs-137 5590 Cs合算 10013
34 東京都 中野区 Cs-134 85 Cs-137 96 Cs合算 181
35 東京都 中野区 Cs-134 198 Cs-137 216 Cs合算 414
36 東京都 練馬区 Cs-134 329 Cs-137 377 Cs合算 706
37 東京都 文京区 Cs-134 990 Cs-137 1510 Cs合算 2500
38 東京都 文京区 Cs-134 9 Cs-137 16 Cs合算 25
39 東京都 港区 Cs-134 240 Cs-137 317 Cs合算 557
40 東京都 港区 Cs-134 73 Cs-137 87 Cs合算 160
41 東京都 目黒区 Cs-134 125 Cs-137 185 Cs合算 310
42 東京都 目黒区 Cs-134 70 Cs-137 117 Cs合算 187


東京都23区平均  Cs-134 447  Cs-137 559  Cs合算 1006都====================================================


さて、上の土壌調査で排除した堆積物がどの程度になっているのかを参考

のために伝えます。下記はこの三月の調査です。

目黒区中町一丁目のカーポートの上に堆積していた土や砂を検査会社に

出しました。学芸大学や祐天寺の駅から程近い、都内の西側の住宅地です。単位はBq/kgです。

Cs-134 47768.52 Cs-137 68112.34 Cs合算 115880.86

つまり、セシウム合算で、11万Bq/kgを超えています。東京23区の

西側の住宅地、そのカーポートでもこれだけのセシウムの堆積物が

あることは認識してください。この三月の検査ですから。


バンダジェフスキー博士の言葉                                                     「福島のみならず、関東・東北のエリアの中で汚染地域からは

移住するのが望ましいこと。優先は、妊婦、子供、妊娠可能な

女性だが、全年齢で放射性物質の影響はあるため、逃げることの

できる人は、全て、逃げるべきであるということ。」

世田谷区でほこりに50グラムで75Bq検出された一般の木造

家屋の話を伝えると、「そこは危険だ。可能なら移住したほうが

よい。」と明言。吸気による危険も大きいと博士も判断。



「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)

にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から

西のエリアに、避難するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な

女性は優先して避難すべきです。他の皆さんも極力避難してください。

被曝から一年が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の

影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も

軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの

家族の命が何よりも大切です。一刻も早く避難してください。」


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日本の首都が10年後も首都であり続けることができるのだろうか。

と半年前にツイートしましたが、そうした不安がよりリアルな思いとなりつつあります。

なぜなら、これだけの汚染を都民の8割くらいは知らないのです。

汚染された食品を以前と変わらず食べ続けてるのです。

しかも、汚染瓦礫燃やしてるのです。


70億円もかけてオリンピック招致してる場合ではないのです。

子ども達が学ぶ学校や公園などは除染しないといけないのです。

世界は輸入規制もかけてるのです。


しかし東京都は東電の大株主。東電への天下りも他の省庁を引き離し

一番多いのです。そういった利害関係から瓦礫を受け入れることで

加害者東電への批判を和らげることができ、加害者の放射能が原因なのに

受入で加害者の子会社が利益を得ているのです。


東京批判はさておき、我が千葉市の汚染状況はどうか。



子どもを放射能からまもる会in千葉さんによる土壌汚染結果によると

最近のデータがUPされてます。


http://protectchildren311.blog.fc2.com/


宮野木中央公園

単位は[Bq/kg] 平米換算は[Bq/m2
ヨウ素131 セシウム137 セシウム134 セシウム合計 平米換算値
N.D 480 360 840 54,600

採取時の1m空間線量 0.13μSv/h

山王ふれあい公園
単位は[Bq/kg] 平米換算は[Bq/m2]
ヨウ素131 セシウム137 セシウム134 セシウム合計 平米換算値
N.D 480 300 780 50,700

採取時の1m空間線量 0.11μSv/h

あすみが丘ほほえみの広場公園
単位は[Bq/kg] 平米換算は[Bq/m2]
ヨウ素131 セシウム137 セシウム134 セシウム合計 平米換算値
N.D 78 70 148 9,620

採取時の1m空間線量 0.08μSv/h

北磯辺公園
単位は[Bq/kg] 平米換算は[Bq/m2]
ヨウ素131 セシウム137 セシウム134 セシウム合計 平米換算値
N.D 170 110 280 18,200

採取時の1m空間線量 0.13μSv/h

打瀬1丁目公園
単位は[Bq/kg] 平米換算は[Bq/m2]
ヨウ素131 セシウム137 セシウム134 セシウム合計 平米換算値
N.D 230 180 410 26,650


最高はみはる野調整池の 36,000 Bq/Kgです。




千葉市でもやはり北西に位置するほど汚染が高めです。

空間線量測って安心ですと言いますが、本質はSv換算させる

空間線量ではないということです。そうした議論を展開することで

国民に安心感を与えようという意図が見え隠れします。



こうした情報も最近はネット上でも出てきてます。

(千葉市)幼稚園のママ友グループ10人のうち、2歳児2人が心不全・2人が心臓不整脈。

http://portirland.blogspot.jp/2012/03/10222.html


瓦礫問題も復興のため、絆と言われますが、放射能を忘れさせようとしてます。

これをやってしまうと実はもうどこにでも放射能廃棄施設を作ることに繋がり、

つまり、どこでも健康被害がおきる可能性が

あって、そして、処理できるとなれば、再稼働ができるのです。

再稼働したいのです。そのために瓦礫を使って国民対立構造を作って

本質的な議論に国民を向けさせないのです。




元々1ミリシーベルトを20ミリシーベルトに変え、

放射能廃棄物の処理基準に至っても、100ベクレルを

8000ベクレルに変えたのが日本です。

この時点で国民の健康や命より、原子力ムラを

取ったのです。


今まで100ベクレルはドラム缶につめて、地中に埋めて管理すべきものが

食品基準を500などにしてしまったことで、国民は完全に麻痺してしまったのです。

キノコや業界類が1000を超えるものが食卓に上がって、廃棄物を食べてしまってる

人もいるのですから。


今が本当に大事な局面だと思います。

命や未来を守ろうと本気で思うなら。