世界のメディアが伝える原発と瓦礫 | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

世界のメディアが伝える原発と瓦礫


ドイツZDFテレビ 「フクシマのうそ」





私たちは東京で菅直人と独占インタビューした。
彼は事故当時首相で、第二次世界大戦以来
初の危機に遭遇した日本をリードしなければならなかった。
彼は唖然とするような内容を次々に語った、たとえば
首相の彼にさえ事実を知らせなかったネットワークが存在することを。
マスメディアでは彼に対する嘘がばらまかれ
彼は辞任に追い込まれた。
彼が原子力ムラに対抗しようとしたからである。
最大の問題点は、3月11日が起こるずっと前にしておかなければ
いけないものがあったのに、何もしなかったことです。
原発事故を起こした引き金は津波だったかもしれないが
当然しておくべき対策をしなかったことが問題なのです。
この過失は責任者にあります。
つまり、必要であったことをしなかった、という責任です。



そして今やっと、すべて嘘だったことを認めざるを得なくなったのです。
この雰囲気が2011年3月11日に壊れた。
日本がこれまでに遭遇したことのない大事故が起きてからだ。
14時46分に日本をこれまで最大規模の地震が襲った。
マグニチュード9だった。
しかし、地震は太平洋沖で始まったその後の
ホラーの引き金に過ぎなかった。
時速数百キロという激しい波が津波となって
日本の東部沿岸を襲った。
津波は場所によっては30メートルの高さがあり
町や村をのみこみ消滅させてしまった。
約2万人の人がこの津波で命を失った。
そして福島第一にも津波が押し寄せた。
ここの防波堤は6メートルしかなかった。
津波の警告を本気にせず
処置を取らなかった東電や原発を監査する当局は
警告を無視しただけでなく、立地場所すら変更していたのだ。
もともとは、原発は35mの高さに建てられる予定でした。
しかし標高10mの位置で掘削整地し
そこに原発を建設したのです、低いところの方が
冷却に必要な海水をくみ上げやすいという理由で。


===========================================



日本のメディアは未だ、原子力ムラの一員としての役割を
担い続けてます。権力を監視するのではなく、権力のための
メディアとして。

そして今、事故検証も曖昧で机上のストレステストのみで国民に
しっかりした情報開示もなされないまま、再稼働に向けた動きを
大きく牽制し批判するメディアもないまま突き進んでます。

4号機の危機にも一切触れず、放射能問題も矮小化して
日々の日常を演出し続けてます。

最近思うのは日本のメディアには多様性があまりに乏しいということです。
瓦礫拡散に関しても国が40億円もの税金を広告費に投入し
TV、新聞の論調まで統一させている。放射能問題には詳しく触れず
助け合い、絆、復興の大合唱。
流され続ける瓦礫のやまを見せられ続ける国民は思考をやめて感情で
流されてしまう。

日本メディアはあまり伝えない被災地の復興の写真です。

MailOnline(イギリスメディア)


当然この写真が被災地の全てを表すものではありません。
ただこうした写真などを見ると印象が少し変わります。
つまり私たちに冷静に判断させる材料を提供しないのです。

結論ありきの報道なのです。当然考え方はひとそれぞれです。
しかしマスコミからの情報を一方的に鵜呑みにすることは原発事故をもって
数々の隠ぺいや都合の悪い情報を与えないなど見てきたことを考えると
やはり国民が変わらない限り、日本も
結局は変わらないということになると思います。

瓦礫広域処理においては復興を最優先と言いながら
あまりにおかしなことだらけなので、個人的には
反対の論陣を展開してきました。
そして千葉県千葉市においても受け入れに向けて動きだしている
というところで反対署名もスタートしてまして既に
1000名近い署名を頂戴しております。
今一度しっかり考えたい問題だと思ってます。
なぜ反対なのか。詳しく下記ブログに掲載しております。
もしご覧になってご賛同いただける方がいらしたら署名にご協力ください。

【拡散希望】瓦礫受け入れ反対署名のお願い@千葉