関東児童からも尿検査でセシウム検出されてる実態 | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

関東児童からも尿検査でセシウム検出されてる実態


一体どれだけ現時点において内部被ばくしているのか。

小さいお子さんをお持ちの方などは特に気になる話しではないかと思います。


そんななか、尿検査の結果をWEB上にアップして情報を共有しているサイトが
あります。


【けいとうさぎ 尿検査の結果から現状の実態】



●東京都世田谷区(3歳) 0.34 Bq/Kg
●東京都世田谷区(6歳) 0.37 Bq/Kg
●千葉県市川市(0歳) 0.28 Bq/Kg
●千葉県市川市(5歳) 0.40 Bq/Kg


琉球大学の矢ヶ崎先生によると「尿に含まれている量の最低150倍の
セシウムが、体内にあると考えられます」
と言っています。

こうしたように具体的数値があり、さらには
3月の過ごし方や、給食有無、牛乳有無などをアンケートでとっているので
具体的対策の講じ方など参考になる部分も多いと思います。


やはり大方の見方としては給食や牛乳の摂取を
どう対策しているかなどは一つの大きなポイントかと思います。


ウクライナで事故以来25年間、子どもの健康調査を続ける医学博士、
エフゲーニャ・ステパノワさんは毎日新聞の取材でも
以下のように話しています。

「汚染された食品が最大の内部被ばく源で、牛乳がその8割を占めた」

「カリウムはセシウム、カルシウムはストロンチウムと体内での動きが似ている。
事前にカリウムをたくさん取れば、放射性セシウムが体内に入る余地がなくなる。
同様に、カルシウムをたくさん取れば、ストロンチウムも入ってこられない」


積極的に食べたいのは、カリウムをたくさん含む、汚染されていない干しぶ
どうや干しアンズ。生より干した物の方がカリウム濃度が高い。カルシウムは
チーズで取るのがおすすめ。牛乳が汚染されていても、
チーズの製造過程で液体部分の乳清に放射性物質が出ていくからだという。

内部被ばく減らす食事を!ウクライナ医学博士のメッセージ



ベラルーシの高濃度汚染地域で突然死を含む被曝小児患者の
病理解剖を行い、セシウム137の体内分布を調査した
バンダジェフスキー氏は以下の見解を論文で発表してます。


放射性セシウムの量は年齢、性別、臓器の機能的状態により異なる。
小児の臓器と臓器系統では、50Bq/kg以上の取りこみによって著しい
病理学的変化が起きる。10Bq/kg程度の蓄積でも、特に心筋における
代謝異常が起きる。


ゴメリ州に住む小児のうち、体内放射性元素濃度が11 - 26Bq/kgの者は
心電図異常の発生率の割合が6割に達し、37 - 74Bq/kgの蓄積の者では
9割に至る。1997年に死亡したベラルーシの小児の心臓からは
平均600Bq/kg以上、成人からは平均100Bq/kg以上のセシウムが検出
された。例えば突然死した43歳の心臓ではセシウム137が45.4Bq/kg
検出され、びまん性(広範な)心筋細胞融解、筋線維間浮腫、
著明な筋線維断裂が認められた。



そして、ベラルーシで医療活動を行った長野県松本市長の菅谷昭(外科医)は、
バンダジェフスキーの論文を読み、『ベラルーシにいる時に心臓血管系
の病気が増えていることを不思議に思っていましたが、この(バンダ
ジェフスキー)論文で納得しました。解剖した結果ですから、非常に
信頼性が高い。がんもさることながら今後は福島の子どもたちの心臓が
心配です』と発言した。



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論文の中で子どもと大人の臓器蓄積の違いというデータがあります。
子供は大人の2~3倍の臓器集積との事です。
放射線の感受性も子供は3~5倍高いという推定もあります。
甲状腺が一番高く、骨格筋肉にもたまりやすいようです。


同じ食事を食べても影響は違うということ、チェルノブイリからの
事例を見てもいかに汚染されてない食事を子ども達、大人も
そうですが取るかかがやはり重要です。
全品検査をしていない牛乳を事故以前と同様に飲ませていくという
ことが果していいのか。もっと真剣に学校なども考えなくてはならないと思います。