放射能について正しく知ろう!勉強会のお知らせ | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

放射能について正しく知ろう!勉強会のお知らせ

この度の千葉県、まはた千葉市の子ども達を守る陳情活動におきまして
千葉県で放射能から子ども達を守る活動を展開されてる多くの団体・
ネットワークの皆様にご協力をいただきまして、ありがとうございます。

その中において大変お世話になっております
「子どもたちを放射能から守る千葉ネットワーク」さん主催の勉強会が
千葉市で行なわれることとなりました!

是非ご興味のある方はご参加ください!
私も参加させていただく予定です!


============================================================

放射能について正しく知ろう!

千葉県では柏市や松戸市を中心に「ホットスポット」が発生しており、
私たちの日々の生活は一変しました。私たちは、これから長い間、
放射能と向き合って生きていかなければなりません。
最近、福島や関東では被ばく症状と思われる「鼻血」や「下痢」を
おこす子どもが増えているという情報もあります。水や食物は大丈夫
なのか、子どもに外遊びをさせてよいのか、夏休み・秋以降の生活を
どう過ごしたら良いのか、などの不安や悩みを抱えている方も多いの
ではないでしょうか。
そこで、このたび放射線被ばくの問題や防護法について分かりやすく
学ぶとともに、浦安市の現状を共有し、私たちに何ができるのかを
考えるセミナーを千葉市で開催することにしました。

放射線被ばくについて不安をお持ちの方、小さなお子さんがいる方、
おなかに赤ちゃんをかかえた方、セイピースの活動に興味がある方を
はじめ、たくさんの方のご参加をお待ちしております。


講師:隅田聡一郎氏(NPO法人セイピースプロジェクト事務局長)
       網仲 幸男氏(放射線取扱主任者)
ナビゲーター:吉度日央里
      (オーガニック・ジャーナリスト/放射能から守る千葉ネットワーク世話人)

◆日時:  2011年12月11日(日)9:30~開場
【第1部】 10:00~10:25  隅田聡一郎氏 講演
【第2部】 10:25~10:50  網仲幸男氏 講演
【第3部】 10:50~11:15  隅田聡一郎氏&網仲幸男氏トークセッション
【第4部】 11:15~12:00  質疑応答

◆参加費 1,500円(講師謝礼・資料代・場所代)

◆会場  千葉市生涯学習センター メディアエッグ(地下1階)


お申込は こちら 


======================================================


「子どもたちを放射能から守る千葉ネットワーク」さんによる以下の
報告もありましたのでお知らせいたします。

11/20(日)東京中野にて、『なかのアクション』主催の肥田舜太郎先生の
講演会へ行って参りました。



肥田先生のお話は、YouTubeなどでご存知だと思いますが、
まだ、聞いたことのない方のためにこちらに簡単ですが、
先生のお話の内容をお知らせします。

---------------------------------------------------------------------

・広島長崎の原爆で、何十万人の人が死んでいるのに、日本政府は
何一つ学んでいない。
・アメリカが7年間日本を占領した。
・原爆被害者の健康調査はしたが、何の治療もしなかった。
・原爆被害者のデータは、アメリカ軍の機密事項になった。
・当時、肥田先生は「いっさい治療してはいけない」と政府関係者から
言われた。
・占領下の7年間の間、アメリカ軍は日本でやりたい放題だったことを
決して忘れてはならない。
・原爆投下後、66年間今でも被ばくで人が亡くなっている。
・肥田先生は、医者としてつらい立場だった。葛藤が続いた。
 病気の本体がわからない。治療方法もわからない。患者は死に物狂いで
「治してください。」と訴える。
・今の医者は、信用できない。
・今の医学は、まずは病名を決める。
 病名がわかると、これとこれの薬を出す、とマニュアルに書いてある。
 年齢によって薬の量が変わるだけで、出す薬は万人同じ。
・当時の肥田先生は、『自分は本物の医者になろう』と決心した。
・爆心地は、6000度になった。
・爆心地や近くにいた人は、体の表面だけ焼け、皮膚がベロンとむけた。
即死状態だった。
・人間の生皮がはがれ、まるでボロの服を着ているようにぶら下がっていた。
・当時、原爆が落とされた日の午後、家族や知人を探しに行った人たちが、
数日後病気で苦しんで先生の所へ訪れた。

・あなたの命はあなたが持っているのです。
 あなたの命を守れるのは、あなた自身です。
・良いと思われる生活をしてください。良い生活習慣に変えてください。
・日本に53基の原発があるが、本来原発は作ってはいけないもの。
・日本各地の原発から放射線が漏れている。
・乳がんが4.8倍に増えている。
・肥田先生は来月95歳になられる。
・関東地域の住民は被ばくしている。

・放射能に負けないためのアドバイス。
 地球には有害な自然放射線や紫外線があったが、人間は4000万年の時間を
かけて適応できる体になっていった。
・人間には免疫力がある。長い歴史で作られた機能。
・哺乳類など生き物は同種類同士で殺し合いはしない。
 戦争などで同種族で殺し合いをするのは、人間だけ。
・どうやって放射能に負けないで長生きをするか。
 自分で自分の体を守るしかない。ねばるしかない。
・あなたの命を守れるのは、あなた自身しかいない。
・東電は悪い。この冬平均約200万円のボーナス/人が支給される。
・乱れた食生活は、緩慢な自殺行為。
・良いと思われる生活をする。この方法しかない
・1、早寝早起き 2、正しい食生活 を心がける。
・免疫力を高める生き方が放射能に負けない体を作る。
・人間が自然にしていることは決まっている。
 1、寝る
 2、働く
 3、遊ぶ
 4、食べる
 5、出す(排出)

・便秘は出さなければいけないものが出ないこと。出すよう心がける。
・正しい生活を習慣にする。
・たばこは絶対いけない。絶対にやめること!
・自分で自分の体を守りなさい!
・ふくいちは、今も放射線を出し続けている。メルトダウンしたもの
からも出ている。

・被ばく2世だからといって、必ず症状が出るとは限らないが、
 気をつけること。
 年に1度の定期健診を怠らないように。
・健康診断は早め早めにすること。
・そのうち、九州でも低線量健康被害が出てくると思う。
・そうなると、日本はどこに居ても同じ。どこに避難しても同じ。
・移住などなかなかできないので、今の居る所で出来る限りの防護をする。
正しい生活をする。
・原発は止めなければいけない。声を上げなければいけない。
・自分の家族や子どもや孫だけ守るという考えはいけない。みんなで原発を
止める活動をしなくてはいけない。

●原爆のときに、被曝者ということで言われない差別を受けるのでひたすら
隠して生き続けた方がたくさんいる。
そんな風に、すぐに差別をする日本人。

●遠くに行きなさい、安全なものを食べなさいという専門家がいるが、
全く無責任だ!と怒っていらっしゃいました。
それで、すぐ移住できる人がいるものか、と肥田先生。

-----------------------------------------------------------------------

原爆の治療をされた先生で今生存されているのは、肥田先生と95歳の
医者のみ、だそうです。とても94歳と思えませんお声で、力強く訴えて
いらっしゃいました。



肥田先生のお話は動画でも沢山あります。ご参考までに。


【動画】肥田舜太郎: "内部ヒバク"から問い直す核/原子力体制




講演の中からこんなメッセージがありました!

「被曝をしたら全員病気になって死ぬのかと言えばそういうわけではない。
免疫力には個人差もある。病気になるかならないかは本人の健康次第。
これからは健康な生活を心がけ放射能と闘っていきなさい。
頑丈な身体を作っていきなさい」


放射能に対してはネット上やメディアいろんなところで多様な情報があり
それをどう判断していいのか、多くの人が迷うこと多いと思います。

これだけは明らかです。
放射能との闘いははじまったばかりです。
色んな説があるなか、沢山の方の意見に触れる機会を持つことも大事な
ことだと思います。

そこから自分達、家族や子どもを守るための行動をどうとっていくべきかを
しっかり考えていくことが大事なことです。