今日は闘病と対峙するのを休んだ1日。

午前中はとにかく睡眠不足貯金を減らすためにひたすら眠った。

起床したのは13時ごろだったかな…

今日ばかりは「体内時計」がどうとか全く考えることなく…

目が覚めると僅かながら気分がスッキリしていた気がする。


昼食を取った後は、いつも通りネット動画を視聴したり、ブログのコメントやメッセのやりとりをして夕方まで

過ごした。


夕刻から夕食までの間は、「パーラーたくみ♯」でライターさんの真似事みたいに実践取材をしてました(笑)

読者は誰もいないし、記事を書くわけでもないけど、ライターって職業も大変だろうなって感じた(苦笑)

今日の実践は、自宅で初めてレアモードに突入したので、思わず写メを撮って楽しんでた(笑)

やっぱり金銭を気にしないで好き放題遊べるってストレスなくて良いもんだ。

逆にどれだけ爆裂してもお財布は増えませんけどね。


夕食後にNHKスペシャルなるものを見た。

テーマは「うつ病治療の最先端」

詳細は既に忘れたけど、前頭葉のある部分に磁気を当てて刺激を与えることによって、脳を健康な状態に

戻す…そんな内容だった。

事例はアメリカの患者さんだったけど、長年苦しめられてきた「うつ病」から解放されて自然な笑顔を

浮かべ、ご夫婦で外出できるくらい回復されていた。


治療の最先端も興味深かったけど、一番興味を持ったのは科学的に「心の病」を検査する方法だった。

簡単な問題に答える際に、脳の血量の変化を測定するという内容だった。

誤診というか正確な診断に一番難しいとされる「うつ病」と「双極性障害」、更に「統合失調症」が正しく診断できる

画期的な方法と紹介されていた。

3つの「心の病」…脳の血量の変化が明確に異なるらしく、日本でも10数箇所の病院で実際の診断に

用いられているとのことだった。


「双極性障害」(だったかな?)と診断された方が、長い療養期間を経て、実は「うつ病」だったと判明した

実例が紹介されていた。そりゃ、いくら長い治療を受けていても治る訳ないな…そう思った。

投薬内容が全然見当違いのまま、ひたすら服用し続けていたのだから(苦笑)


医療現場は科学の進歩で少しずつではあるけれど、確実に診断や治療法が進化していることを知った。


私も病名に振り回された1人(苦笑)

「うつ病」→「双極性障害Ⅱ型」→「概日リズム睡眠障害および反復性うつ病性障害」

転院も経験し、発病から2年4ヶ月は正確な診断がされていなかった(苦笑)

こんな状態では、元から復職なんて無理だったのに、言われるままに2度復職し、失敗に終わった。


今も100%正しいのか…そう考えると正直分からない…

でも、今の主治医さんと出会ってから、半年が経過しようとしている今、明らかに症状が改善傾向に

あることだけは自分でも感じるようになっている。


少なくとも、朝の起床時間は安定しているし、気持ちの上下動の波も急激に変化するようなことは

なくなってきている。


これで不眠症状さえ克服出来れば、3度目の復職の扉も見えてくる…そこまではたどり着くことが出来た。

私にとって今は最大の難関…


今の私は起床から夕食前までは、睡魔との闘い。でも、心は至って落ち着いていることが多くなっている。

夜になると状態が逆転…睡魔は消えて、心が「眠れない恐怖心」に襲われ、気力の消耗が一気に加速する。

全ては睡眠サイクルの狂いによる負のスパイラル状態…

あと少しのところまで来ている気がするのに、届きそうで届かない回復への扉…

主治医さんからは「春が近づくにつれて、必ず改善出来るから大丈夫」

今はその言葉を信じて療養している日々です。


日本で当たり前のように、これらの診断や治療が受けられるまでには、まだまだ時間が必要だろうな…

そんな感想を持ちながら、1つだけ残念に思った。


診断や治療が進歩しているのは良い。罹患者数が社会問題に発展している事実を伝えるのも良い。

企画的には悪くはない…

でも、罹患した人がどんな想いで日々闘病を強いられているのか…

罹患者とどう向き合ってあげるのが良いのか…

社会として何を求められているのか…

そういう観点が全くなかった…

結果的に視聴者の多くは、「対岸の火事」として「ふ~ん、医療も進んだのね」…

それだけの感覚で終わってしまいそうな気がした。

もう一歩、前置きとして踏み込んで欲しかった…

それが視聴した私の感想…実に勿体無い…

感想としてメールでも送ってみようかな…


今宵からまた、闘病生活に戻ります。

そして、微力だけれど、「ありのまま」の私をブログに綴って、1人でも多くの方に実情を知って貰うために

地道な活動を続けます。


昨夜書いた記事…1記事のブログ…

今日、その方からメッセージを貰った。その方は見事なまでに自身を客観的に見つめ直していた。

私の想いが何処まで役に立ったかは分からないけれど、結果的に良い方向に進んでくれた。

我が身のようにとても嬉しかった。

私も病に立ち向かう勇気を貰った気がした。


私も決して諦めず、きっと回復してみせる…

そんな想いを胸に抱きながら、闘病生活を続けます…