何から書こうかと思ったが、とりあえず近況からが一番しっくりくるかもしれない。
冬を迎える頃から病休に入っています。
それにはあるきっかけがありました。
「眩暈やふらつきは大丈夫ですか?」
随分長い歳月通っている調剤薬局。
時折、薬剤師や事務の方が変わることもあり、その日は初対面の薬剤師でした。
その薬剤師から聞かれた質問。
休職を空けてからというものずっと悩まされ続けていました。
一度足りとも好調と呼べる時期がなく、1年のうち勤務と病休が入り混じってきました。
まさに質問はその症状。
「実は随分長い間、悩まされ続けてるんですよ。」
「処方されている薬が原因かもしれませんね。長期間の服用で症状が強くなる方もいる
ので、主治医に相談してみて下さい。」
主治医は私の症状を知った上で今の処方を変えていない。
果たして何か変わるのだろうか?
その時は、そんな疑問を抱いた。
2週間後の診察の日。
主治医に薬剤師との会話を話してみた。
私の毎度の報告と内容は同じ。
主治医が口を開く。
「処方を少し見直してみましょう」
「はい???」
驚きの一言でした。
物腰は柔らかいけど、恐らく頑固な気質を持っているであろう主治医が、あっさり折れた?
そんなやりとりがあり、処方の調整をすることになったんです。
問題はどういう環境下で調整をするか……
その昔、発病してから2、3年くらいは、何をどれだけ飲んでいるのかわからないくらいの
処方を受けていました。
夕食後と就寝前に20個近くあったっけ……
今の主治医と出会い相当時間をかけ、減・断薬をして、1日に3種類5錠までに至りました。
長期服用後の減・断薬の難しさは、身をもって知っている。
今の症状に加えて、中断症状が強くでたら身が持たない。
上司には事前に相談をしていました。
「ただ調整するためだけで休むとしたら劇的に良化する期待は低いと思うけど、
薬の調整でうまくいく可能性があるのなら、どこかでがやってみるのも良いんじゃない?」
ちょうど月に一度のとりまとめを終えたタイミングだったこともあり、1か月間で戻れたら……
そんな思いで病休での調整を始めることに決めました。
「リフレックスを減らしましょう。ただし、いきなりなくすのは危険を伴うので半分にします」
比較的中断症状が軽いと言われているのを知っていたので、それなら何とかなりそうだ。
2週間が経過。
眩暈やふらつきは、少しづつ軽くなっている感じを覚えつつ、違う症状を感じていました。
頭痛と睡眠の質の低下。
様子を見つつ更に2週間が経過。
眩暈やふらつきは恐らく良化しているようで頭痛も治まりつつある。
唯一残されたのは睡眠。
寝つきが悪くなり、中途覚醒が増えていました。
それでも朝の就寝サイクルは保てている状態。
予定の1か月。
「今のままでは無理ですね。寝つきの良くなる薬を出しましょう。
7時間くらい寝て欲しいから、レンドルミンにします」
ようやく1錠減ったと思ったら今度は増えました……
「薬の調整が続いているなら仕方ないよ。せっかくの機会だから調整に専念して、
元気に戻っておいでよ」
上司の言葉もあり、調整を続けて年を越し、今日に至っています。
あと2週間で安定出来るか否か……
正直、眠剤の類はマッチするのが難しいと思っているので、出来れば避けたいのだが……
レンドルミンの血中濃度の半減期は約7時間。
主治医の考えとしてはベストな選択なのだろうけど、私にとっては効き目が強く出るようです。
概ね12時間はボーっとしてて、起きてはいられるけど、横になればすぐ眠れる。
そんな感じが今の状態です。
半減期が更に短いものに変えてもらうか、出来るだけ量を減らすか……
主治医のこだわり度が週末の診察の鍵となりそうです。
このボーっとしている状態では通勤が危ないし、思考が停止してたら仕事にならない(苦笑)
そんな近況なのでした。