今日から、松沢中学の同級生25名との旅行「京都悟りの旅」が始まる。


メンバーは、ミッちゃん・久美ちゃん・直チン・多惠ちゃん・クロ・瑠美ちゃん・照ちゃん・ナベ・おほり・オペちゃん・麗子ちゃん・おとみの女子12名、そして、池田・大谷・柴崎・克巳君・高須・孝弥・ひかる君・ジャラ・毛利・山本・常ちゃん・ガチャ・俺の男子13名、合計25名。


今回の計画は全て京都の大学教授に嫁いだ照ちゃんが立ててくれた。


俺達は、東京駅8:03発のひかり463号で京都に向かった。

今回も会計係を仰せつかった俺は、列車内で会費集め。

それぞれ会費を封筒に入れて持って来てもらってるので、ただ集めてチェック表に記入するだけ。

ホテルに着いた時に全員分を集めても良いんだけど、時間が余りなかったので少しでも楽にしときたかった。


俺は新幹線に乗ると必ずと言って良いほどビールを飲むけど、今回は弁当の「天むす」とお茶だけにしといた。

エライ!



京都に着いたら、地元組や先発組などが迎えてくれた。


まずは、3日分の「市バス一日乗車券」を照ちゃんから受け取った。

いよいよ京都の旅が始まる。


バスで宿泊所の「糸屋ホテル」へ。


このホテルは昨年この烏丸松原に出来た小ぢんまりしたホテル。

綺麗でとても良いホテルだった。


フロントに荷物を預けて、直ぐに出発。


バスで「大徳寺」へ。


大慈院「泉仙」で昼食、鉄鉢料理を頂く。

九つ?の器の大きさがそれぞれ違って、食べ終えて器を重ねて行くと全てがきっちり収まる。

まるでロシアの人形・マトリョーシュカみたい。


精進料理だけど結構腹一杯になった。

もっと酒が出るかと思ったけど、皆遠慮してか余り頼まなかった。



大徳寺「大仙院」に入って、枯山水庭を見学。

日本文化って深いなぁ。

良く分かんねぇけど、深いなぁ。


次に「高桐院」を見学。

細川ガラシャ夫人の墓があった。


こういう時は、日本史検定一級一歩手前の常ちゃんの解説が役に立つ。

俺なんか中学以降、日本史って取ったことがないから全然知らない。

良く知ってるモンだ。


次は今宮神社の「かざりや」であぶり餅を食った。

一皿13本なので、二人で一皿。

竹の細い串に小さな餅が付いていて、黄粉味の甘辛いたれが付いている。

お茶を頂きながら、おやつの一休み。

美味かった。

照ちゃんのご主人の邦ちゃんが若い頃、この店のお嬢さんの家庭教師をしていたことがあるらしい。


バスに乗って、「鷹峰源光庵前」で下車。


早速源光庵で、今回のテーマである「悟りの窓」を見学。

ここには四角い「迷いの窓」と丸い「悟りの窓」がある。

この窓の前で、記念撮影。

皆、悟れたんだろうか。


光悦寺は、参道だけ見て帰る予定だったけど、常ちゃんが「ここまで来たんなら入ろうよ」ってんで入ることにした。

俺が入口で、「67歳・68歳取り混ぜて23枚」って言ったら、「特に年齢制限は有りません。年齢は関係ありません。」って返って来た。

「アッチャ~、全然受けねぇ。」

一人淋しく、23枚のチケットを数えた。


ここの参道は趣があって素晴らしい。

特に紅葉の季節は素晴らしいらしい。


今日の見学はこれにて終了。

バスで「北大路バスターミナル」まで行って、地下鉄に乗り換えて「四条烏丸」まで。

後は歩いてホテルに戻った。

今は、関西でも「PASMO」「スイカ」も使えるんだな。

知らなかった。

便利になったなぁ。



俺は部屋に戻って、今日の会計の整理。

バッチシ合ってた。

急いでシャワーを浴びて晩飯の会場へ。

このホテルの風呂は、バスタブ内で身体を洗うんじゃなくて洗い場がある。

すごく良い。


ここで初めてチェックインしてホテル代の支払い。

俺は遅れ気味だったので急いで支払って1階のレストラン「まゆ」へ行った。


途中このホテルの社長が挨拶に来てくれた。

照ちゃんの大学のOBで繋がりがあるらしい。

社長から「船盛り」の差入れがあった。

ご馳走さんでした。


料理もたっぷりあったし美味かった。

最後の方で所用があって遅れて来たクロも登場。

これで、翌日だけ参加のジャラを除いて24名が揃った。


食事会が終わって部屋飲みに誘ったがフラれた。

大人しく寝た。