国際演劇交流セミナーメキシコ特集、昨日で4日間のセミナー、終了しました。
メキシコからの招聘講師は、作家・劇作家のフアン・ビジョーロ(JuanVillro)氏。
それから演出家のアントニオ・カストロ(AntonioCastro)氏。
2日間のレクチャーと、フアン・ビジョーロ氏の戯曲作品のリーディング公演。そして最終日にはシンポジウムもあり、盛りだくさんのセミナーでした。
メキシコ特集は、昨年度から続いての二度目。
芝居をしていて、メキシコに携わる仕事もしている私にとっては、本当に贅沢なセミナーでした。
特に、フェスティバルトーキョーのディレクターの市村作知雄氏とドラマトゥルクの長島確氏をゲストにまねいての、最終日のシンポジウム、おもしろかったなぁ!
メキシコと日本の演劇事情、内情など。
聞いていてドキドキしながら、非常に興味深く拝聴した。
舞台だからこそ表現し、うったえることができることは確実にあるのだな、と。
アントニオ・カストロ氏がこのセミナー中に何度かおっしゃっていた「演劇にとって大切なのは観客との対話である」という言葉が一番印象に残っている。