アントワーヌ・レリスさん | 滝川クリステル オフィシャルブログ「L’essentiel est invisible pour les yeux “目に見えない大切なこと”」Powered by Ameba

滝川クリステル オフィシャルブログ「L’essentiel est invisible pour les yeux “目に見えない大切なこと”」Powered by Ameba

滝川クリステル オフィシャルブログ「L’essentiel est invisible pour les yeux “目に見えない大切なこと”」Powered by Ameba

こんにちは、滝川クリステルです。


先日、雑誌「ゲーテ」の撮影でした。


ツーショット最新


引き撮影中。2

引き撮影の寄りカット

座りカット


今回の対談相手は、
フランスから来日したジャーナリスト、
アントワーヌ・レリスさん。


レリスさんは、実は、昨年11月にパリで起きた
同時多発テロ事件で最愛の奥様を失いました。
そんな中、レリスさんは、フェイスブック上でテロリストに
”憎しみを与えない”と宣言。


メッセージは世界を駆け巡り、
3日間で20万回以上も共有されました。
私もレリスさんのメッセージをテロ直後に目にしていた一人です。


そんなレリスさんが、このメッセージ直後に
書いていたドキュメントを出版することになり、
この度、来日することになりました。


世界中から、講演などのオファーや出版に伴い
訪問を依頼されていたようですが、ほとんど断り、
異文化の日本には以前から惹かれるものがあったようで、
来日を決意してくださったとのことです。
 
こちらが、当時レリスさんが書いたフェイスブックでのメッセージです。


 「君たちに私の憎しみはあげない」
 金曜の夜、君たちは素晴らしい人の命を奪った。
 私の最愛の人であり、息子の母親だった。
 でも君たちを憎むつもりはない。
 君たちが誰かも知らないし、知りたくもない。
 君たちは死んだ魂だ。
 君たちは、神の名において無差別な殺戮(さつりく)をした。
 もし神が自らの姿に似せて我々人間をつくったのだとしたら、
 妻の体に撃ち込まれた銃弾の一つ一つは
 神の心の傷となっているだろう。
 だから、決して君たちに憎しみという贈り物はあげない。
 君たちの望み通りに怒りで応じることは、
 君たちと同じ無知に屈することになる。
 君たちは、私が恐れ、隣人を疑いの目で見つめ、
 安全のために自由を犠牲にすることを望んだ。
 だが君たちの負けだ。
 (私という)プレーヤーはまだここにいる。
 今朝、ついに妻と再会した。何日も待ち続けた末に。
 彼女は金曜の夜に出かけた時のまま、
 そして私が恋に落ちた12年以上前と同じように美しかった。
 もちろん悲しみに打ちのめされている。
 君たちの小さな勝利を認めよう。
 でもそれはごくわずかな時間だけだ。
 妻はいつも私たちとともにあり、再び巡り合うだろう。
 君たちが決してたどり着けない自由な魂たちの天国で。
 私と息子は2人になった。でも世界中の軍隊よりも強い。
 そして君たちのために割く時間はこれ以上ない。
 昼寝から目覚めたメルビルのところに行かなければいけない。
 彼は生後17カ月で、いつものようにおやつを食べ、
 私たちはいつものように遊ぶ。
 そして幼い彼の人生が幸せで自由であり続けることが
 君たちを辱めるだろう。
 彼の憎しみを勝ち取ることもないのだから。


本のタイトルは、
”ぼくは君たちを憎まないことにした”
6/24(金)に発売しています。


雑誌「ゲーテ」は、
12月号(10/24(月)発売)です。


         それでは。




Yahoo!ネット募金・財団ページ

http://donation.yahoo.co.jp/detail/5043001/


引き続き、財団で署名活動を続けます。
「今すぐ賛同」のボタンを押してください。

http://goo.gl/qkMwto



※新しい支援の形が加わりました。
オンラインショップが始まりました。
http://isetan.mistore.jp/onlinestore/fashiongoods/christel_vie_z_ensemble/index.html