「希望の蕾」オリコン5位! 誰が買ったんだ? その人は劇場に来てくれるのか? | 君が好き

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HR「希望の蕾」、オリコンウィークリー5位でした。
ちょうど一年ほど前、「全力ジャンプ」がオリコンウィークリー11位で感動していたのが遠い昔のように思えますね。
前作「エボリューションだ」のときのメンバーさんのチェキ営業は影を潜め、無理に大量買いをメンバーが薦めることもなく、ほしい人がほしいだけ買ってのこの順位。
ここまでの結果を出したメンバーさん、運営さん、そして買い支えたファンの方には本当に頭が下がります。
おめでとうございます。

しかし、実際、LinQより上の順位になってしまって「?」と思っている福岡の人は多いと思います。
定期公演に行けば、LinQとHRの動員力の差は露骨に違います。
常時100人以上は集めることのできるLinQと、50人集めるのもやっとのHR。
それなのにCDはHRのほうが売れた。
このアンビバレンツは不思議なことです。
特に前作と違い、今回HRは、メンバーの積極的な店頭での営業もなく、大量買いも控えるムードもありました。
そう考えると、これは明らかにファンが増えたとしか考えられないのですが、ではそのファンの方はどこにいるんでしょうか。
今後はわかりませんが、最近でも劇場にはそんなに大勢のファンはいらっしゃらなかったみたいです。
みなさんはどこにいるんでしょうか。

ぼくは家にいると思います。
小学生みたいな回答で非常に申し訳ないですが、大まじめです。
HRがLinQより優れている点、それはネットの配信力です。
アプリをダウンロードしたり、メンバー登録をしなくても、インターネットの環境さえあれば気軽に見られるUstreamでの配信です。
去年から、ほとんどの劇場公演はリアルタイム、または録画で見ることができます。
http://www.ustream.tv/channel/livehr
低画質版もある念の入れようです。
http://www.ustream.tv/channel/livehr-b
更にリリイベ期間中はあまり配信はありませんでしたが、基本的に毎週火・木・金曜日は30分の番組もやってます。こちらも録画も見られます。
http://www.ustream.tv/channel/hrchannel
http://www.ustream.tv/channel/namahr

思い起こせば、QunQunも全盛期はこのUstreamを多用してました。
ただ、その頃よりも変わったのは、ローカルアイドルがコアな人の趣味だけではなく、少しずつですが、サブカルチャー的なものとして、ちょっと家で時間つぶしに見るという人も出てきているのではないだろうかとぼくは思うのです。
また、ローカルアイドルが増えすぎて、「○○しか!」と単推しに励む人はもちろん立派ですが、そうではなくていろいろなアイドルを見たいという人も増えてきているように実感しています。
実際にやっている劇場公演をカットなしに一本丸々見られるというのは、そういう層の方たちに本当にマッチしていると思います。
しかも毎週すべての公演を配信しているわけですから、YOUTUBEの動画みたいに「これ前も見たな」と思うこともありません。
そして今回はそんな方たちも、CDを買ったのではないかとぼくは思うのです。
これは非常に素晴らしい流れと思います。

このような方たちにどうすれば劇場に足を運んでもらえるか。
HRの次の課題はまさしくそれでしょう。
LinQよりもCDは売れたのに、LinQの半分も劇場が動員できないという現状は残念としかいいようがありません。
個人的には動画でつかんだファンですから、動画で追い込みをかけるのがいいのかなと思います。
前にもYOUTUBEでボックスタウンを説明している動画はありましたが、具体的に初めて行ってわからないことを事細かに説明する動画を、メンバーの出演で作って見るのもおもしろいかなと思います。
HKT48の「握手会への道」みたいなノリで。
ここから先は妄想ですが。
実際にスタッフさんが現場でファンの人から聞かれたこと(物販の仕組みや再入場のしかた、トイレの場所)や、駅から劇場までの道のり、入場抽選の整列の並び方など、家にいらっしゃる方のために説明すると、足を運ぶ敷居が低くなると思います。
いわゆるアイドルヲタクならば自分で調べたり、情報を集めますが、家にいる人たちには、家にいながらにして情報がわかったほうがいいはずです。
「安心安全な劇場」というモットーもPRして、買い物の途中に気軽に寄れますよの雰囲気も表に出したほうがいいと思います。女性・ファミリー席があることも。

まあ、動画は妄想ですが、劇場のこと、そして雰囲気を、家にいる人たちにも知ってもらう。
動画だけで楽しんでいる人たちにも知ってもらう。
そういうアプローチを、やってもらいたいなと勝手ながら思っています。