マニフェスト型総選挙

世間ではマニフェスト型選挙が定着した感があります。
選挙で勝ったらやる内容等について政党や候補が明示し、それを比較して有権者が投票する、というのは合理的なので、世のメディアではマニフェスト比較記事があふれています。

ただ、正直なところ、選挙後の政治的な動きというのは、携わる個人や組織の考え方、過去の振る舞いなどに影響される面があるので、単純にマニフェストを信じ切ってしまうのは危ないと感じています。

もちろん、マニフェストは比較していただきたいのですが、併せて候補者や政党の過去の振る舞いは、ある程度でも把握できたらしていただきたいと思っています。
これまでに何に取り組んできた人なのか、本会議や委員会で活躍していたのか、そんなことをじっくりと検討すると、もしかしたら単純なマニフェスト比較だけでは得られない結論に至るのではないかと思います。

極端な話ですが、マニフェストだけで選ぶ選挙は目標管理型の人事評価において、掲げた目標だけで評価をする、というのに近いものがあると思います。
暑い夏の夜に、候補や政党の過去の振る舞いをしっかりと調べ、あるいは思いだしていただけるとより良い選択ができると思うのです。

いずれにしても、大切な総選挙です。ぜひ、投票をお願いいたします。

期日前投票制度も簡単に使えます。

皆さんの一票が明日の日本を決めます。