ペットボトルリサイクルについて大いなる疑問、そして問題意識~決算委員会の質疑から | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

ペットボトルリサイクルについて大いなる疑問、そして問題意識~決算委員会の質疑から

いつの間にか「安井至」という面識もやり取りも一切ない人が私のblogに勝手にリンクを貼り、嫌味を書いているのでここは削除しました。

しかし、天下の東大名誉教授が一介の市議会議員に噛み付くなんて何なんですかね。

私は市民の税金をドブに捨てないように、守ろう守ろうとしているだけなんですが。


それと、誰とは言いませんが、政府関連の審議会や委員会の肩書きを複数持っている学者は御用学者です。あまり知られていないことですが、政府関係の審議会や委員会一つにつき、年間数十万円から数百万円をもらえるんですよ。年間数回から十数回の数時間の会議出席でね。

<安井氏が環境省の御用学者である証拠はリンク先 を見てください。>

これはおいしいので、委員になると政府に都合の良いことしか言わなくなります。

なお、時々「反抗的なことを言うための委員」をアリバイで入れますが、その場合、その委員はそんなにたくさんの会議を兼任しませんからね。なにより、「座長」とか「委員長」ってのはその省庁に寄った人物である可能性がどうなのか、皆さん、考えてみましょう。


そもそも最近、環境省がものすごく利権を増やしていて、天下り率なんか凄い(一流とされてきた官庁に負けない勢いです)わけですよ。数字で示してもいいんですが、ここでは控えます。

環境省の役人が天下っている、得体の知れない天下り法人もたくさんあります。まさに環境問題の周囲には今や利権が張り巡らされています。

見たくない事実でしょうけど、事実です。


ペットボトルのリサイクルなんかもそれ以前に、やはり、ペットボトルの減量が必要なのは自明です。でも、減量では利権確保もできませんからね(なぜ似たような原料のレジ袋は削減でペットボトルはリサイクルなのか、これも不思議ですね)。そこに何か思惑があるのではないか、と思うほうが健全かもしれません。


以前のエントリがご覧になりたい方はその旨おっしゃってくださいね。


追記:私としては、ここに誘導する安井至氏(東大名誉教授)のリンクは一方的(何のアクションもなく、一方的だったので、アクセス解析していなければ私は気付かなかったと思います)だと思ったので、記事の番号を変えたのですが、本日、「卑怯者」というコメントをある方からいただいたのでリンク を貼っておきます。

別に逃げも隠れもいたしません。決算の数字から疑問を呈しただけですから。それにしても、見たい人は見られるように「一つ前の記事」として表示がされるように隣の番号にしたのですが・・・。

また、スパムコメント以外で削除したのは、私のブログ史上、この記事のコメント欄の2本だけです。削除のいきさつはコメント欄の私のコメントをご覧ください。

環境問題に関する経費も大切な税金です。

これからも先入観なしにコストについてしっかりと意識して審議して行きたいと思っています。

ペットボトルのリサイクルに多額の税金が投入されていることの是非については、正直、まだ結論が見えませんが、これからも経過を追っていき、ムダならムダと、必要な投資ならそう、結論を出したいと思っています。(2008.6)


追記:安井至氏は以下のように私のブログをリンクしています。


「ペットボトルのリサイクルについて、データが無いという話もあるが、実は、そんなことは無くて、PETボトルリサイクル推進協議会のデータはある。
http://www.petbottle-rec.gr.jp/top.html
それを信じられないという人(市議会議員や某教授)もいるが、
http://ameblo.jp/takeyan/entry-10046503898.html
もしも意図的な捏造がバレたら、それこそ「あるある大事典Ⅱ」や「赤福」と同様になってしまう可能性があるので、そんなリスクは犯していないと信じる。ざっとみて、それほど妙なデータでもない」


で、安井至氏がペットボトルについて「リサイクルについてデータがない」というのは表現としては逃げなんですよ。そんなことは言ってませんって

武田氏は「回収された量のデータはあってもリサイクルされた量のデータはない」と言っているだけだし、私はというと「リサイクルで石油が節約されたかどうかが見えない」と言っているだけです。私はリサイクルで石油が節約される証拠がないと自信を持ってこの政策を推進できない、とブログで表現してきたし、今もその意見です。

こんな雑(あるいは恣意的)な批判でこき下ろされるのは本当に悲しいですね。(2008.8)


追記:ちなみに、安井氏の、ペットボトルリサイクルのデータはある、という上記のリンクはデータのところに直接リンクしていません。なぜかというと、リサイクルのデータはなく、リンク先を探しまわるとわかるんですが、そこには回収率のデータがあるからです。当然のことですが、回収率はリサイクル率ではありません

つまり、回収率が直リンクだと論拠が弱くなるから、わざとデータが直接探しにくいところにリンクを張るんですよ。この学者、世の中なめてますね。

ここにいろいろと嫌味なコメントが来るのですが、冷静に考えて彼のやっていることを吟味していただきたいと思います。

私だって環境を守るべきだと思っています。ただ、税金をじゃぶじゃぶ投入して、しかも効果がない、ということを恐れています。これって土建行政と同じ構造だと思いませんか?

土建利権も環境利権も利権は利権ですから、同列に批判して糺して行きたいと思います。(2008.9)


追記:安井至氏に関する池田信夫氏のブログ記事を参考までにリンクします。(2008.7)

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/dd5ee48602d1f88a4ffd21daffc12d52


追記:安井至氏に関する池田信夫氏の新しいブログ記事を参考までにリンクします。(2008.9)

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/30480675a00b4897b042049f1916686f



追記:直接関係はないのですが、埼玉県庁のコンビニ規制に関する私の毎日新聞へのコメントを転載しておきます。(2008.11)

民間規制なら対応は慎重に--「自治体連続破綻の時代」などの著書がある松本武洋和光市議(無所属)の話
 例えばヒートアイランド現象と温室効果ガスによる温暖化は全く仕組みが違うのに、自治体のホームページでは混同している記述がよくみられる。県の今回の方針についても、「CO2の排出量を減らす」というだけで本当に温暖化抑止に役立つのか、冷静に考える必要がある。民間の活動を規制する可能性がある場合は、自治体はより慎重であってほしい。

 地球環境を改善することは最優先事項だと思うが、役所や関係業界が道路や橋などに代わる新たな公共事業を求めているだけとしか思えないものも少なくない。