朝日新聞記事「新日本百名山」批判~無責任な金儲け記事である | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

朝日新聞記事「新日本百名山」批判~無責任な金儲け記事である

16日、朝日新聞は「新日本百名山」と称して特集を組んでいる。

中高年登山ビジネスの大成功者、岩崎元郎氏が中高年向けに選んだのが新日本百名山。

ネタ元はご存知深田久弥の『日本百名山』(新潮社)。

有名で登り甲斐のある山を百選んで提示した点、秀逸な文章とちりばめられた教養、著者の存在感とどれをとっても名著中の名著なのですが、その安易なパクリを金儲けに使っている人々がいます。

百名山の問題は、一部の山に登山者が殺到し、環境負荷をかけていることに尽きると思います。

今度は新日本百名山に環境負荷をかけようというのか、おいおい。

ちなみに、同種の試みに花の百名山、日本200名山、日本300名山などがあるのですが、これは大昔の話し。

記事を見て、いまどき、何なのさ、と思いました。

 

私も好きですよ、100名山。でも、深田久弥が草葉の陰で泣いていますよ。

 

彼は山の「俗化」を激しく嫌いました。

俗化を推進する百名山ビジネスは深田の最も嫌うところではないかと思います。