こんにちは。家計から人生を変えるファイナンシャル・プランナーの波多間純子です。

このたび同じファイナンシャルプランナーの中村久枝さんの事務所におじゃましました。

パワフルな中村さんから伺ったのは
ご自身のお母様の看取りのお話です。

わたしたちは知らず知らずに
病気になったらこういうもんだ
病院の対応はこういうもんだ
粛々と皆がやるように同じ思考と行動をとってしまいます。

親の看取りという人生で数回も起こらない出来事ならなおさら。

しかし、中村さんは
末期で寝たきりのお母さんが
「高野山にいって泊まりたい」という意思を
何とか実現できるように周囲に働きかけました。
最初は介護施設の人も病院も難色を示していましたが、次第に協力してくださるお医者様などが現れたそうです。

また、エンディングノートを病床のお母様に聞き取りながら
少しづつ
すこしづつ埋めていったそうです。
それは静謐ながらも深くかけがえのない時間だったと中村さんはおっしゃってました。

エンディングノートは
財産や医療・介護・終末の希望だけではなく、その方の生い立ちや残された方へのメッセージをかく欄もあります。
親子でノートを書くことはのちの整理がスムーズにいくという功利だけでなく、
大切な時間を再度共有することでもあります。

私たちFPはセカンドライフ・終末のお金や権利関係の問題だけクローズアップしてしまいがちですが

これからは様々な選択肢を共有できる場を提供することも大切な仕事だなと痛感しました。

お金をかけなくても
自分の意思を明晰にできるヒントを出し合っていけば
信頼できる「縁」を紡いでいけば
将来の不安は穏やかに消えていくばずです。




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山口県防府東インターをでてすぐ。

あざやかな緑の暖簾が映えるすてきな事務所です。

皆が気軽によりあえるようカフェのような雰囲気
まさに
縁を紡ぐ小屋。
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