武内臣介です。
いつもお読みいただき有難うございます。
今日は、
“No.2187 ビジョンが行動をつくる”
です。
コンサルタントという仕事をしていると、社内のさまざまな問題や課題を聞くことになります。
問題や課題で多いのは、業績に関することと人に関すること。
当然といえば当然です。
そんな中でも、人に関することは、
「あいつは常識が無い」
「何度言ってもやらない」
「積極性がない」
「やる気を感じられない」
「新しいことに挑戦しない」
「言い訳が多い」
などなど、どこにでもある問題や課題が多いです。
そんな話を聞いて・・・・いつも同じような質問をします。
「会社は何を目指しているのですか?」
というものです。
私が経営計画やビジョン・理念が重要だと言う理由は、目指すものが今の行動を決めていくからです。
今日一日を楽しい日にしようというビジョンがあったとします。
楽しい日にするには、明るい挨拶をする・サポートの声掛けをする・有難うをいつも以上に言う・率先して動く・笑顔で過ごす・大切な人という気持ちで接する・・・・・
いろんな行動基準が作れます。
日常で、自分の感情のままに過ごしているときも、実は目指してしまっているコトがあります。
例えば、優越感を感じたくなっていたとしたら、人の悪口や陰口などを言って自分の価値を高めようとする行動を選択します。
自己保身の場合が目的になっていると、他者責任や言い訳の言葉が出てきます。
初めに書いた人材の問題の多くは、企業が目指していることが浸透していないし、行動ルールが決められていないことから起こります。
明るく楽しい人だと思われたければ、明るく楽しい人だと思われる価値を周囲に届ける行動を作る必要があります。
誠実で仕事のレベルが高く、お客様思いの会社だと思われたければ、それを実現する価値と行動を作る必要があります。
それを働く人と共有して目指すからこそ実現できるし、働く人も自分はどうするべきかが見えてきます。
このようなものが無ければ、人は自分勝手な目的で動きだします。
会社の目指すものを察知して、自ら行動する人もいるでしょう。
しかし、それはスーパーマンレベルです。
日常から自分が目指すビジョンや理念を行動にする。
会社もビジョンや理念・数字の計画があるから、行動指針や戦略が作れます。
人の能力を取組む姿勢というのは問題では無く結果です。
問題は、人の能力を引き出すことをしていないというものです。
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(私が代表を務めるコンサルティングの会社です)
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