佐々木千隼が完投勝利!桜美林大を初優勝へ導く☆サーティーフォー相模原球場観戦記【10/23編】
今日もお疲れさまです
世の中は日本シリーズの最中ではありますが、この日曜日はイースタン・リーグ観戦でも何度か訪れたことのある神奈川県のサーティーフォー相模原球場へ。
先日のドラフトでマリーンズが1位で指名した佐々木千隼投手、その佐々木投手が在籍する桜美林大が9時30分から行われる第一試合に登場するということで、ワクワクしながらやって来ました。
しかも首都大学連盟の秋季リーグ戦で首位に立つ桜美林大が、この試合で2位の東海大に勝てば初優勝が決まるという、とても重要な一戦となったのです。
球場へ到着したのは試合開始1時間前の8時30分くらいでしたが、さっそくグラウンドでキャッチボールを行う背番号1・佐々木千隼投手の姿を発見!
大事な試合ということで登板することは予想できてましたが、キャッチャー相手にキャッチボールする姿を観て、今日の先発を確信しました♪
そしてスタメンが発表されましたが、桜美林大の先発投手は予想通り佐々木投手!もちろん先日のドラフト指名のことを知っているスタンドから、大きな拍手と歓声が上がります☆
そしていよいよプレイボール!初回に登板した佐々木投手はいきなり先頭打者にレフト前ヒットを許すと、次の打者のバントが内野安打となってしまい、さらには送りバントで1アウト2塁3塁のピンチを招いてしまいます。
ここで犠牲フライで先制点を許すと次の打者にタイムリーを浴び、いきなり2失点という波乱のスタートとなりました。
佐々木投手のピッチングを間近で観るのは初めてでしたが、力を入れるところと抜くところがあり、最後まで投げ抜くことを考慮して強弱のバランスを付けて投げているように見えました。
そういう意味では憧れでもある涌井投手のタイプに何となく似ているような気がしましたが、初回の失点も立ち上がりのまだ流しているときに不運な形で招いたピンチから許してしまったのだと思います。
しかし2点を追い掛ける桜美林は4回、1アウト1塁2塁の場面で5番の中村選手がレフトへのタイムリー!まずは1点を返します。
そして徐々にテンポを上げてきた佐々木投手、4回は圧巻の三者連続三振に斬って取ると、続く5回もあっという間の三者凡退!
このあたりから徐々にボールが走ってきたのがよくわかり、さすが5球団競合のドラフト1位というピッチングを見せつけてくれました。
すると今度はいい流れが打線にも乗り移ったか、1アウト1塁3塁の場面でまずは3番・大平選手がセンター前へ同点タイムリー!
3塁側の桜美林大の応援団が一気にヒートアップしてきました♪
更には相手ワイルドピッチで2塁3塁とすると、4番・島選手の当りはセカンドゴロでしたが、この間に3塁ランナーが一気にホームへ滑り込んでついに逆転に成功します!
6回にはこの試合初めてのフォアボールを与えた佐々木投手。更にはアンラッキーなヒットとフォアボールで1アウト満塁のピンチを迎えますが、ここで絵にかいたようなショートゴロで併殺に打ち取り、ピンチを脱しました。
…7回にも2アウト2塁3塁のピンチを招くも内野ゴロで切り抜け、ここぞという時のギアの入れ方がホントに素晴らしかったと思います☆
8回には東海大の2番手として、これまた先日のドラフトでドラゴンズから6位指名を受けた丸山泰資投手が登板。
しかしコントロールが定まらず、1アウトからヒットとフォアボールのランナーを出したところで交代となりました。
そして1点リードで迎えた9回裏。当たり前のようにマウンドに上がった佐々木投手でしたが、簡単に2アウトを取ると最後はしっかりとギアを入れて空振りの三振に打ち取り、そして天を仰いでの雄叫び!
その瞬間に周りに駆け寄る選手たち!終わってみれば初回の2失点以降は相手に得点を与えない見事な完投勝利で、桜美林大を悲願のリーグ戦初優勝へと導きました!
…しかしマウンド上では冷静沈着な佇まいでしたが、優勝が決まった瞬間のガッツポーズにはとても熱いものを感じ、マリーンズでもきっと人気が出るだろうなと感じましたね~
つい先日のドラフト会議をきっかけとして観戦に来た試合でしたが、歓喜する選手たちとスタンドの応援団の様子を見て、ホントに縁あってここへ来てよかったと思いました(^O^)
完投勝利を挙げた佐々木千隼投手、そして初優勝を決めた桜美林大のみなさん、本当におめでとうございます!
余談ですが、優勝を決めたことで桜美林大は神宮大会出場をかけてこれから横浜市長杯を戦うわけですが、10月31日に迎える初戦で何と田中正義投手の創価大といきなり対戦することとなりました!
マリーンズファン的には、どちらもマリーンズが1位指名した投手ということで変な因縁もあり(苦笑)、そして非常にワクワクするような対戦になりますね☆
残念ながら平日のデーゲームのため私は行けそうにありませんので、都合のよろしい方は横浜スタジアムへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
そして最後になりますが、9回を投げ切った佐々木投手のピッチングの詳細をまとめてみました。
…ということで、初回に失点を記録するも、完投を意識したペース配分で試合をしっかりと作り、素晴らしい先発投手だと感じました。
スピードガン表示が出なかったのは残念でしたが、尻上がりにリズムがよくなっていくように見えて、観ていてとても楽しかったです。
そんな佐々木千隼投手が、マリーンズのユニフォーム姿でマウンドに立つ姿を観るのが、今から本当に楽しみですね!
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