鵬翔、PK戦を制し劇的な初優勝!☆全国高校サッカー選手権大会決勝・国立競技場観戦記【1/19編】
今日もお疲れさまです
好天に恵まれた土曜日、今日は天皇杯と並ぶサッカー冬の風物詩でもある、全国高校サッカー選手権大会の決勝戦を観戦するため、国立競技場へとやってきました
開門は10時ということで、普段のプロ野球の試合よりも早い時間からでしたが、たくさんの高校サッカーファンが早い時間から行列を作ってましたね
国立競技場のピッチ、やはり高校サッカーの聖地でもあるこのピッチを目にするとテンションが上がります
…ということで、12時5分のキックオフまではだいぶ時間もありますので、しばし散歩
そうそう、本来この決勝戦は14日に予定されていたのですが、ご存じのようにあの東京を襲った大雪の影響で本日に延期となったわけですが、スタンドの一部は雪が残っている…というよりは凍っていて、この一部のエリアは今回は立ち入り禁止エリアとなっておりました
う~ん、サッカーの生観戦は確か3年ぶりくらいになりますので、この雰囲気が新鮮に感じて、これもなかなかいいものですね
国立競技場のスタンドの通路は、ぐるりと一周できるようになっており、かなり売店も出ておりますが、やはりプロ野球のそれと比較すると、品ぞろえは少ない感じですね~
それでももちろんる~び~と、こちらは駅やサービスエリアなどでもおなじみの、『まい泉』のカツカレーをいただきました
ところで今年は第91回となるこの選手権、決勝に進んだのは宮崎県代表の鵬翔高校と、京都府代表の京都橘高校、どちらが勝っても初優勝となります
あ、私普段はマリーンズ戦ばかり観戦してますが、実はサッカーは選手の経験がありますし、地元である長崎には国見高校という強豪校があったため、古くからの高校サッカーファンなのです
…おぉ、このカメラすごい( ̄□ ̄;)!!
試合に先立ち、シンガーソングライターのmiwaさんが、大会の応援歌にもなっている『ホイッスル ~君と過ごした日々~』を生歌で披露してくれましたが、この曲すごくいい曲ですよね
(PVはこちら )
試合開始が近づくにつれて、スタンドが徐々に埋まってきましたが、どんどん隙間が埋まっていっていつのまにかギッシリになってましたよ
こちらの、アルゼンチン代表のようなユニフォームが宮崎県代表の鵬翔高校、何とここまでの5試合のうち3試合がPK戦の末に勝ち上がってきたとか
そして強力なツートップが得点を重ねてきた京都府代表の京都橘高校、円陣を組んで気合を入れます
さぁ、そしていよいよ決勝戦のキックオフです
序盤から前半戦の試合内容としては、鵬翔が細かなパスをつないでボールを回して行きながらもなかなかシュートまで持ち込めず、逆に京都橘はカウンターでツートップにボールを送ろうとするもうまく繋がらずといった感じだったように見えました
おぉ、バックスタンドの方もほとんど埋まってますね
コーナー際での攻防、席の関係からこのあたりでのプレーが一番よく見えましたね~
ところで事前の情報はあまりない状態での本日の観戦でしたが、印象に残ったプレーヤーを挙げていきますと、まずはこちら、鵬翔の10番で何と1年生の北村選手
小柄な選手なのですが、ドリブルやパスの感覚がすごいなぁ~と思いながら見てました
試合は両者譲らぬまま、スコアレスで前半が終わりそうな感じもありましたが…
前半41分、コーナーキックからのクリアを、DFの林選手がシュート
いったんはキーパーがセーブしたように見えましたが、こぼれたボールがゴールラインを割り、京都橘が先制します
そして前半が終了
そしてエンドが入れ替わり、後半戦が始まります
…ところで私、どちらを応援というわけでもなかったのですが、細かなプレースタイルと、やはり九州人の血が流れていることもあり、この後半戦あたりから少しづつ気持ちが鵬翔の方に行っていたように思いました
こちらは京都橘のキャプテンでもあり、この大会ではここまで4得点を挙げて大会得点王を争っている仙頭選手、すごく動きがよかったですね
そんな中での後半4分、コーナーキックから芳川選手がヘディングで合わせてゴール
得点が入りやすいと言われる時間帯に、鵬翔が1-1の同点に追いつき、試合を振り出しに戻します
こちらは鵬翔のゴールキーパー・浅田選手、ファインセーブがここまで何度もありましたし、状況判断もすごくいいキーパーでした
こちらは京都橘で仙頭選手とツートップを組み、ここまで5得点を挙げて大会得点王争いのトップにいる小屋松選手、こちらも運動量が豊富で、スピードもありましたね
後半19分、仙頭選手が得点王争いのトップに並ぶ5ゴール目となる勝ち越し点を挙げます
追い付かれた後に突き放すという素晴らしい攻撃でしたが、試合も残りわずかとなった後半39分に鵬翔がPKを得て、これをキャプテンの矢野選手が決めて同点
このまま前半後半の90分が終了し、この後は10分ハーフの延長戦に入ることになりました
こちらは鵬翔高校の応援団、何でも準決勝のあとは宮崎に戻って募金活動をして、それで交通費を捻出してバスで20時間もかけてきたとか
そして京都橘高校の応援団は、まるで甲子園の習志野高校のように、OBの方なんかもワインレッドのTシャツを着ての威勢のいい応援でしたね
そうそう、後半から鵬翔は13番の中濱選手を投入しましたが、まぁこの選手のドリブル突破のスピードが速くて、スタンドの到る所からどよめきが起こってましたよ
延長戦も前半そして後半と両チーム得点することができず、アディショナルタイムが1分と表示されます
…結局、延長戦でも決着がつかず、以前は両校優勝ということもありましたが、現在のルールではここからPK戦によって優勝を決めることとなります
そのPK戦ですが、京都橘は1人目の仙頭選手が惜しくも外してしまい…
1人目から4人連続で決めた鵬翔の5人目、ゴールキーパーの浅田選手も決めます
そしてこの瞬間、鵬翔高校の初優勝が決まりました
先制点を奪われても追い付き、勝ち越されても追い付き、そして最後はこの大会で4度目となるPK戦を完璧に全員が決めての、ホントに粘りに粘って掴んだ劇的な初優勝でした
試合終了後には表彰式があり、優勝した鵬翔イレブンはロイヤルボックスで、トロフィーや盾を掲げます
そしてたくさんの関係者がカメラを構える中での記念写真の撮影があり…
それが終わると全力ダッシュで、応援団のもとへと走っていきましたよ
そして選手たちと応援団が喜びを分かち合う光景、感動でした
…ということで、3年ぶりのサッカー観戦でしたが、聖地・国立競技場でとてもいい試合を観ることができましたし、正直この時期の屋外の観戦はさぞかし寒いだろうと頭から足の先までしっかりと防寒してきたものの、ずっと陽が当たっていたこともあって、ビール片手に観戦することもできてよかったです
そうそう、スタンドから一歩外に出ると、もう号外が配られてました
鵬翔高校、初優勝おめでとうございます
そして惜しくも準優勝となりましたが、京都橘高校もお疲れさまでした
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