上野の初先発・初完封に伊志嶺が猛打賞で規定打席到達の花を添える☆QVCマリン観戦記【7/17編】
こんばんは
今日は朝から好天に恵まれ、我らが聖地・QVCマリンフィールドには今日もたくさんのファンが集まりました。
今日の試合、めずらしく15時試合開始・13時開場という日程でしたが、今日はTEAM26のチケット先行発売もあったためか、12時過ぎにはもうこの人でしたね~
入場してからは体力温存のため(?)、ぼーっとホークスの練習を見学。そしてランニングをしている和田投手を発見
ローテーションの関係から、先週と今週のマリーンズ戦では登板はありませんでしたが、また近いうちにマリーンズ打線に立ちはだかってくることでしょうね
スタメン発表、快晴のマリンに今日もたくさんのフラッグが揺れます
今日の試合、ショートには渡辺正人選手、レフトには工藤選手、そしていつものメンバーといった布陣で臨むことに
そして先発には、ついにプロ3年目で先発投手の座を勝ち取った上野投手の名前が並びます
ちなみに今日の風速はだいたい6m、かなり暑かったので、ときおり吹いてくる風が心地よく感じましたね
暑さにやられて(?)倒れたマーくんを介抱するリーンちゃん
なかなかこういうコントっぽいことも、逆に暑さを忘れそうで面白かったですね~
今日のお昼は、ライトスタンド下にあるガナドールのカルビ丼
そして試合開始が近づき、マリーンズナインが守備に付くわけですが、ライトの守備に付く伊志嶺選手は、ライトスタンドのマリーンズファンへ深々と一礼。
こういうことがしっかりできる選手は、老若男女問わずファンがしっかり付くわけですよね
さぁ、そしていよいよ今日がプロ初先発となる上野投手がマウンドへと向かいます
私、以前から上野投手はその人柄の良さと熱いピッチングで、応援している選手の一人であり、いつか先発で投げる姿を楽しみにしてましたので、それが実現できてホントに嬉しく思ってます
その上野投手は、初回を3人で切って取り、上々のスタートを切ります
三連休の中日ということもあり、レフトスタンドには今日もたくさんのホークスファンが集まってましたね~
ホークス先発は、とにかくマリーンズが苦手としている摂津投手。
今シーズンから先発に転向し、既にマリーンズ戦では3試合投げているわけですが、0勝3敗といいようにやられてましたので、今日は何とかして早い段階で攻略したいところでした。
そして、2回の攻撃で、それが現実のものとなります
まずは今江選手が、センターへのヒットで出塁し、チャンスを作ります
そして、渡辺正人選手が死球で1、2塁とすると、里崎選手がライトへの先制タイムリー
前回はまったく得点できなかった摂津投手から、貴重な先制点を奪うことに成功しました
そしてこのイニングでは、ここからも怒涛の攻撃を見せてくれることとなります
工藤選手が四球を選ぶと、岡田選手のセカンドゴロの間にランナーが還り、1点を追加
そしてここで伊志嶺選手が…
ライトへの2点タイムリー
さらには井口宣選手までも、センター前へのタイムリー
何と何と、このイニングに一挙5点を奪い、リードを大きく広げることに成功します
福浦選手が倒れ、この回の攻撃はこれでストップ
序盤での大量得点は、初の先発マウンドで近況気味だった上野投手を、比較的楽にさせてあげることができたようですね
ライトスタンドからの伊志嶺コールに帽子を取って深々と一礼する伊志嶺選手
これでまた、心から応援したいと思うファンが増えたことでしょうね
そしてマリンガン打線の爆発は、このイニングだけでは終わりませんでした
続く3回、またまた今江選手が口火を切るレフトへのヒットで出塁し、またまたチャンスを作ります
そして5点差だからこそ、こういう攻撃をされると嫌な送りバントを、正人選手がしっかりと決めます
そしてここで工藤選手が、マリーンズ移籍後では初となるセンターへのタイムリー
さらには初球からいきなり盗塁を決め、スタンドのファンを沸かせてくれました
荻野貴司選手に岡田選手、そして伊志嶺選手もそうですが、足が速いというのはホントに武器になりますし、正直カッコイイですよね
今日のこの工藤選手の活躍も、マリーンズファンに深い印象を与えたのではないでしょうか。
そして今名前が挙がった岡田選手が、足を活かしたファーストへの内野安打
そしてこの間に工藤選手はホームを陥れ、さらには悪送球の間に岡田選手は二塁にまで到達
機動力を活かした攻撃で、さらに追加点をもぎ取り、ここで摂津投手を今シーズン最短でマウンドから引きずりおろすことに成功
これは、今後も対戦の可能性がありますので、非常に大きかったと思います。
これがマリーンズ、早くも二桁安打となる10本目のヒットでした
そしてまたまた、伊志嶺コールには帽子を取って深々と頭を下げ、ファンへの感謝を表してくれます
伊志嶺選手、バッティング技術や脚力だけでなく、勝負強さや人格の良さなど色んな要素を兼ね備えており、ホントに近い将来のマリーンズをきっと引っ張っていってくれるであろう、素晴らしい選手ですね
これで8-0とし、上野投手には十分すぎる援護点となったことでしょうね
そういえば今日の試合は昨日に引き続き、デッドボールの多い試合でしたが、2個目のデッドボールの時には、ライトを守っていた多村選手がライトスタンドに頭を下げたようです。
ホームの方を見ていたので気づきませんでしたが、それを聞いて多村選手に対するイメージも、ちょっと変わりましたね
そして5回には、工藤選手がセンターへのヒットを放ち、これでこの試合はマルチ安打となりました
ベンチ前でキャッチボールを行う上野投手、たまに金澤選手を座らせたりしてたようですね~
上野投手は、味方からの援護をもらってからも自分のペースを崩すことがなく、得点を許さないピッチングが続きます
8回、またまた伊志嶺選手がライト線への2ベースを放ち、これでこの日は猛打賞に
そして8回まで上野投手の失点0が続き、偉業達成のカウントダウンが始まりました。
9回のマウンドへ上がった上野投手に対し、スタンドからはこの日一番の声援で、上野投手を送り出します。
先頭の代打・オーティズ選手にヒットを許すものの、落ち着いて後続を打ち取り、ゲームセット
上野投手、プロ初先発・初完封の快挙達成です
投げた球数はわずか110球、無四球で被安打6に抑える、ホントに完璧な先発デビューとなりました
ヒーローインタビューでの、『めちゃくちゃ疲れました』、『奥さんの手料理がのどを通らなかったり、眠れないくらい緊張してました』というコメントが印象的でしたね
そして一緒にお立ち台に上がった伊志嶺選手は、これでついに規定打席に到達
打率.281はパ・リーグ8位にランクインすることとなり、これはホントに嬉しいですね~
ライトスタンドへと走ってくる上野投手
伊志嶺選手とのフレッシュなコンビでのバンザイ、満面の笑みですね~
…ということで今日の試合では、上野投手が素晴らしいピッチングでホークス打線を完封し、今シーズン初勝利と、先発としての初勝利を飾りました
伊志嶺選手は規定打席にようやく到達し、チームとしてもようやく借金が残り2となりましたね
そして冒頭にも紹介させていただきましたように、今日はたくさんのマリーンズファンがQVCマリンに集まり、力の限りの一致団結した応援ができたことも、ホントによかったと思います
明日からはオールスター前の最期のカードとなる、京セラドームでのバファローズ戦となりますが、直接の3位争いという形にもなりますので、ビジターではありますが何とかカードを勝ち越して前半戦を締めたいところですね
…マリンから海浜幕張駅方面でのハイタッチ、どうやら場所が変更になったようですのでご注意を(笑)