こんばんは、地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。


今日はコーチングの研修として、キャリアデザイン特別公開講座(Motivation-1st )に参加してきました。

医療系以外で初めてのコーチング関連の講座でしたが、最後まで楽しく参加することができました。

今回の講座のテーマは「キャリアデザイン」と言うことで、以下の流れでセミナーを実施しました。


①価値観型とビジョン型のタイプ分け

②自分軸とは?

③ゲストスピーカーによるキャリア対談

④「キャリアの物語」に気づく

⑤引き寄せたいこと・ありたい姿と誓約」


今日は、価値観型とビジョン型について、地域リハビリテーションの世界ではどのように取り入れることができるのか考えてみました。


あなたは未来の目標がはっきりしている方がやる気が出ますか?それとも今価値を感じていることを満たしていく方がやる気が出ますか?

未来の夢・目標(ビジョン)を設定し、小さい目標を超えていくことでモチベーションが上がっていくタイプと、これまで大切にしてきた価値観に基づき、それをどんどん満たしていくことでモチーベションが上がっていくタイプとの2タイプの人がいるそうです。でも私は両方のタイプに当てはまりました。ビジョンを持ちながらも、自分の価値観を大事に満たしていき、チャンスがあれば夢に飛びつく…みたいな、欲張りなんです。

多くの企業化がビジョン型と言われ、アメリカでも「What's your vision?」とよく聞かれるそうです。ビジョン型は印象が派手で、目標を持っていることを強くアピールすることができますが、大きな目標はないけどひとつひとつの仕事を大切にこなしていきたいと考える価値観型は、日本人には多いと言われています。

職業柄すぐにリハビリではどうだろうかと考えてしまうのですが、私が担当している地域在住の中途障害者の方の多くも、価値観型に当てはまるように思います。これまで普通に生活してきた方が、突然障害を持って生きることになりますので、なかなか将来のビジョンが持ちにくいのだと思います。そして、これまで大切にしてきた価値観や過去の充実していた頃の自分を目標にして、少しずつ大切なものを取り戻していくような経過をたどっているのではないでしょうか。しかし、リハビリの業界は「リハゴール」や「長期・短期目標」などビジョン型ベースの考え方で支援計画を立てますよね。支援計画の伝わりにくさは、もしかしたらこんなところにあったのかもしれません。


OTたけじゅんの地域リハブログ

講座中、後ろでよくシャッター音が聞こえるなぁと思っていたら、今日の講座の先生のHP に写真がアップされていました。そして私の後ろ姿がやけに多い…