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柔らかく書いても、
つなげて書いても、
どうも、決まらない・・・
行書らしくならない・・・
そんな悩みをもつ方は、
センスや技術の問題ではなく、
ほとんどが単に知らないだけ。
行書が行書たる由縁を。
お手本を見て書けば大丈夫ー
とも思えますが、
見方を知らなければ、
独善的な書き方、いわゆるクセ字に
陥ってしまう恐れがあります。
大切なのは、行書の特徴を
「論理的に知る」こと。
体系立てて
知識をインプットし
必要に応じてスムーズに
アウトプットできること。
昨日の流觴の会で学んだ
行書を行書らしく書くための
特に大切な知識は以下の三つです。
①「左傾の原則」
②「概形法」
③「4:6の法則」
法則を知るだけで
行書が行書らしくなり、
お手本の見方が深化します。
書道においては、
もちろん、書く稽古も大切です。
ただ、それと同じくらい
論理的に捉える稽古も大切なのです。