有効な無駄 | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

おはようごうざいます。


書と法の私塾を運営する傍ら、法律系国家試験を毎年受けるようにしています。幸運にも、今年で7回目の合格を果たすことができました。


この試験合格によって大臣や知事から認められる資格は一生モノです。一度合格すれば基本的には死ぬまで有効です。たぶん。何度も合格に向けて時間とお金をかけ続けるのは、世間的には「無駄」なんでしょう。


ただ、いち受験生として試験会場に行くだけで、初心に帰れます。落ちるかもしれない…という不安にさらされることで自己研鑽の意欲が湧いてきます。つまり、毎年の行政書士試験を通じて「生きる力」を与えてもらっています。


法律の国家試験でも書道の昇級昇段試験等の試験に挑み続ける素晴らしさを、より多くの人に知って欲しい。だからこそ、今の仕事をどうしても続けたいと思えます。


人様から「無駄」だと言われようが、これからも試験を受け続ける続けるつもりです。無駄の中にも「有効な無駄」があるはずです。いつか「最高」と思えるような「無駄」もあるはずです。



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