就職をあっせんした生徒さんとのやりとりで | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

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「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

おはようございます。


日曜日の夕方、「行政書士事務所に勤務できる方を紹介して欲しい」とのご依頼をいただきました。すぐさま、教室の生徒さんに電話し、翌日月曜日に面接→採用決定。そして、本日火曜から勤務を開始されます。「スピードがいかに大切か」、今更ながら、この件で理解することができました。


紹介した生徒さんは、最も長く当教室に在籍され、200点超えで行政書士試験に合格され、ほとんど休まずに京都から通い続けられています。徹志会模試の問題作成も率先して手伝ってくれるなど、法的思考・事務処理能力・人柄ともに優れた人物です。自信をもってご紹介させていただきました。


その生徒さんに就職先を紹介する際のやりとりの中で、ある「気付き」を得ることができました。そのやり取りを掲載してみます(その生徒さんには了解を得ています)。
当教室で「プロ」を目指される方の参考になりましたら幸いです。


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(「行政書士事務所に勤務してみましょう」と電話をした後…)

●生徒さんよりメール
先程Sさんから連絡があり、たった今、家に帰ってPCに届いたメールを読んでいるところです。 それがですね、メール内容に「普通免許がいる→先生から持っていると聞いた」と書かれているんですが…(◎_◎;) 先生…適当な事を言ったら駄目じゃないですか!!私、普通免許持ってませんよ(´Д`|||)


●武田の返信
「普通免許を持っていると思う」とお伝えしたのはハッタリです。ウソはいけませんがハッタリをかませないような人は、この世界で生きていけません。そして、「すぐさま免許をとりにいきます!」という気概が欲しかった。何故、それを理解してくれなかったのか。


今回の件で、「プロ」としての気構えもお伝えせねば、と強く感じることができました。今後は、当教室にて〝生き方"も素直に学ぼうという姿勢をお持ちいただけるでしょうか。この場を「意識を高めあう場」にすべく、率先して行動していただけるでしょうか。


おかげ様で、当教室が「何をすべきか」がより明確になりました。それを理解されない方には、当教室をお辞めいただいても構わないとの覚悟をもてました。


今後、少々厳しくします。もっと輝いてもらいたい。自ら事務所を開業し成功してほしい。決して申し訳ないという姿は見せず、このチャンスを活かし、前を向いて、いきいきと日々をお過ごしください。


以前、自分は「ダメ人間」だとおっしゃいましたね(そう書いてあるTシャツを着て)。当教室に来たからには、そんなことは、もう二度と言わせません。


長文、失礼しました。今後のご活躍を心より応援しております。


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(追伸)

「先生の生徒なら間違いなし」と行政書士事務所をご紹介くださったSさん、そして、「プロとして意識を高めます」と宣言をされたMさん、ありがとうございます。お陰で自分の役割に改めて気付くことができました。



生きる力を養う 書道教室