追記・時価会計凍結 | おぼっちゃま的投資戦略 タケちゃんの部屋

追記・時価会計凍結

確か昨年11月から米国において新時価会計が導入されたと思います。

今回はたぶんこの制度の適用の緩和に踏み切るものと思われますが、

実は大恐慌時代の米国では、1930年代に銀行経営の健全性を確保

するために株式保有を禁止する一方で、金融機関に対する時価会計

の適用を停止し、金融機関の自己資本を市場価格から遮断することに

よって金融システムを安定させたとされています。


現在の情勢はまさに大恐慌時の金融危機と同様ということかもしれません。

ちなみに現在、欧州金融機関は米国式の時価会計を導入していません。

やっぱり欧州は相当の証券化商品の評価損を隠していると思います。



清原選手の引退セレモニーをCATVで見ながらこのブログを書いていますが、

やはり感動しますね。長渕剛が出てきた~!



草野豊巳検索で私のブログへのアクセスが毎日結構ありますので、ちょっと一言。

(ここ1週間で約160件の草野氏関連の検索で、私のブログにアクセスがありました)


先程ベアー破綻後の3月25日に放映されたTV討論を見直していたのですが、

その時の草野氏と榊原氏のコメント、「たぶん米国は金融機関への直接公的

資金の注入は国民の反対でとてもできないであろう。故に不良債権買取機構を

作って金融機関から不良債権を分離する方法を取るであろう」


二人の先見性は本当に見事だと思います。草野氏は最近本も出版しましたが、

今週号の「エコノミスト」でも氏の投稿がされていますので、興味のある方はどうぞ。

また榊原氏は民主党が政権獲得時の財務大臣と言われています。やってほしい!