先日も旅先からポストしましたが、
福島県岩瀬郡天栄村で廣戸川を醸す松崎祐行くんを訪ねてきました。
定休日を利用しての日帰りだったのですがどうしても会いたくてね・・・・・
おはようございます。昨夜のちょこだまも大盛況でありがとうございました。
いつも思います。上野駅で美味しい珈琲のテイクアウトってどこにあるんだろう。
知ってたら誰か教えて。地酒屋こだま本日は定休日です。
ちょっくら蔵の匂いをかいできます。 (Twitterにて)
始めてから二年になる「ちょこだま」の営業も大盛況にて、
片づけ、ミーティングを終えて帰宅したのが朝の4時でしたので
あまり早い新幹線には乗れず(笑)10:26のなすの255号にて出発しました。
JRのえきねっとの割引購入を知ってから新幹線を使う率が高くなりました。
回数券とかを金券ショップで買うより遥かに安く購入ができます。
路線も限定されてますが(東北、長野はOK)使った方がいいよー。
あ、結局コーヒーはタリーズの缶コーヒー(ブラック)でした(笑)
冬枯れの中をタンタンと走る東北本線。
タンタン。タンタン。
広告の少ない車内のほとんどは地元のお年寄りと、ほんの僅かな若者。
タンタン。タンタン。
都会と違うのはスマホではなく文庫本や新聞紙がまだまだ活躍中。
という中でスマホをいじる僕(笑)
タンタン。タンタン。 (Twtterより)
新幹線を新白河で乗り換えて在来線へ。
目線の高さが変わることもあるけど、急激に田舎の風景へ様変わり。
刈り取りの終わった田んぼがどこまでも続く風景はそれはそれでいい。
新白河から20分ほどで「鏡石」という駅に着きます。
無人駅なので先頭車両まで行って運転士さんに切符を渡して降ります。
何度来ても寂しい駅(苦笑)、前回で駅の売店の営業も終了していました。
造りで忙しい中、迎えに来てくれた松っちゃんと矢吹の白川ラーメンの店へ。
ここは白川じゃないんだけど白川より美味しいと彼が思うお店だそうな。
初めて食べた白川ラーメンは実に優しく実に美味しかったのでした。
ふっふっふ♪その2 (Twitterより)
別に遊んでた訳じゃないんですよ(笑)
今期25BYの廣戸川の新酒第一弾は「純米吟醸生原酒」なのですが、
今月その新酒を出荷するにあたりどのタンクからのお酒を出すか迷っていたのです。
わかりやすく言うと廣戸川のような小さな蔵では一度の仕込みが少量なので、同じお酒でも数本のタンクで仕込んでそれを後からブレンドし均一化するのが原則なのです。この純米吟醸も現時点で複数のタンクで出来上がったお酒が存在し、同じ米・同じ酵母で同じように仕込んでいるのに味わいが微妙に違っていて(それが当たり前で楽しい)、それを通常通りブレンドするのがいいのか、それともタンク毎の味わいを生かして単独で出していくべきか、それを打ち合わせに行ったのです。
あーでもないこーでもない、一時間以上二人で議論を重ねました。
いやー、楽しかったけど難しかったぁ!(汗)
この小さなお猪口の中で酒の表情がめまぐるしく変わっていく中、
結論は二転三転し、それでも「これがベスト!」と思われる結果に辿り着きました。
あ、結論は秘密ね(ごめんごめん)。
たぶん今頃は瓶詰めとラベル貼りと出荷で蔵はてんてこ舞いだと思いますが
明日、20日より地酒屋こだまでも自信を持って販売させていただきます。
二人で悩みに悩んで、初しぼりに出荷するタンクも決定!
来てよかった。 廣戸川、今期の初出荷「純米吟醸生原酒」はまもなく、 20日から
地酒屋こだま店頭に並ぶ予定です♪ 旨いぜ、期待してね。(^.^) (Twitterより)
今期は23BY・24BYで重ねてきた廣戸川を継承しつつ、
より先を見据えたチャレンジもいくつか試みていく一年になりそうです。
男、松崎祐行、今期も頑張ってます。応援よろしくお願いします。
暮れゆく天栄村。
灯りの灯る松崎酒造店。
美しい、美しすぎる。 (Twitterより)
ふと気がつけばこんな時間。
自然に恵まれた天栄村の夕暮れは本当に美しくて、
本音を言えばこのまま滞在してしばらく造りを手伝っていきたかった。
ご縁をいただき二期前の23BY、松っちゃんが自身の造りを始めた年より
取り扱いを始めさせていただいた廣戸川も今期でついに三年目・・・早いものです。
彼の成長と共に、実は僕も少しずつ成長しているようで、
こんな風に一緒に成長していける関係でいられることに心から感謝してしまいます。
そんな廣戸川の25BY、明日12月20日よりスタートします。