地酒屋こだま TAKE’s ROOM

酒は生涯の友、友は生涯の宝 地酒屋こだま公式ブログ 
その一杯の向こうに呑み手と造り手の笑顔を求めて・・・・・

ギターと山とスキーに明け暮れた20代に日本酒に目覚めました。
そして30代のサラリーマン時代に本格的に日本酒にのめりこみました。
日本酒の「ほんとう」を伝えたくて酒友と「四季酒(よきさけ)の会」を始めました。
小さいけど三年間で50回以上の会を開催しているうちにもっとのめりこみました。
日本酒が繋ぐご縁を辿っていたら、40代でいつの間にか酒屋を始めてました。

そんな「日本酒バカ」のブログです。

飲んだお酒を書き留めることから始めました。
途中から「四季酒の会」の活動報告も多くなりました。
僕が成長するごとにブログの内容も変化し続けています。

そして地酒屋こだまを始めて二度目の新年を迎え、少しだけリニューアルします。
もちろん今までのように日常の話も書き綴っていきますが
地酒屋こだまで扱うお酒のことも少しずつ書いていこうかと思います。
このブログがなんだか商業的になるのが嫌だったのであえて避けてましたが
お酒たちのことを書き留めることで伝わることもあるように、最近思えてきました。

日本酒の「ほんとう」を少しでも伝えるため、これからも頑張っていきます。

地酒屋こだまのHPはこちらです。
$TAKE on me ! by 四季酒の会
NEW !
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日本酒用語って意外と難しいよね。

だいたいお酒の名前だって読みにくいのいっぱいあるし。


うちのお酒でも・・・・・


仙介 ×せんかい ○せんすけ

豊国 ×ほうこく ○とよくに


いやいや、読めなくって当たり前ですから!


うちは決してマニア向けのお店ではないし、

知らないこと、わからないことは気軽に聞いて欲しいのです。

(むしろわかったフリというか知ったかぶりされるのが一番ツライ・・・汗


そんな中でたまに聞いてくれるお客さまがいらっしゃって、

そうすると嬉しくなって必要以上に一生懸命に説明しているうちに、

いつの間にか話がえらく長くなってしまうことの多い僕なのでした(笑)


そんな中から、よく聞かれるお話をたまに書いていこうかな、と。

マニア向けの厳密なお話ではなくて、ちょっとわかりやすく端折りながら、ね。

マニアさんはマニアさんで、別途ご質問ください。(お店では忙しいから勘弁してね)



無濾過ってなんですか?


地酒屋こだま TAKE’s ROOM


って最近よく聞かれます。


濾過してないってことだからにごり酒のことですか?

あーーー、それ鋭い。つか、ホントは正解。いや、これはマジで。

でもこの業界では違うことになってるんだけど、ホントはそれが正解。


まずちょっと定義的な話をします。

僕らフツーに日本酒って言葉使ってますけど、

酒税法上での正式名称は「清酒」って言うんですね。


日本酒って本当は本格焼酎も入るんだと思うんだ、個人的には。←余談


で、その「清酒」の定義なんですけど、細かいことはさておき

「発酵の終わった清酒のモロミを濾したもの」って定義があるんです。

酒税法上にそう書いてるの。違反すると怒られるの。


えっ?じゃぁにごり酒は?って思うでしょ?

あのね、簡単にいうと目の粗いザルで濾しても「濾したこと」になるんだって。

それのどこが清酒なんじゃ!って、なんかいい加減というか緩いというか(笑)


だからこの最初の「濾す」作業は今回題材にしている「濾過」には入らないの。

ははははははは、なんじゃそりゃ(笑)

でもまぁ我慢して、もう少しだけ謎解きに付き合ってくださいな。


さて、まず清酒になるための必須条件としての

一回目の「濾過」と呼ばない濾過(笑)が終わりました。

そう、問題はここからだ。


では、この先の本当の(?)「濾過」とはなんであるか。


一例:酒に活性炭を入れてかき混ぜて色やら味やらの成分を吸着させて濾す作業


一例:最初の濾過で取れなかった細かい粕やゴミなどを布などで濾す作業


一例:特定成分を吸着させる濾紙で味に影響を与えないように工夫して濾す作業


これ全部、同じように「濾過」と呼ばれる作業なんです。

だから、言葉だけ厳密に解釈すればどれをやっても「無濾過」とは名乗れない。

心情的にどう思おうと、確かに濾過してるんだから「無」濾過じゃないよな、うん。


・・・・・って、お上は言うんだって。

いや、実は酒税法上には「無濾過」の定義なんてないんだけどね。

まぁ、お上としてはあんまり乱用されると困るから指導するみたいだけど。


って。


・・・・・その前に一回濾過してんのに?w


とか言わないようにwww


あーいかんいかん。庶民育ちのせいかお上に楯突く気質がこんなとこでw


ま、真面目な話、個人的な心情としては

二例めに挙げたような濾過は濾過にカウントしなくていいように思うけど。

一例目はアウトだね。三例目がグレーなんだよな。最近凄い濾紙があるから。


あ、そもそもの話。濾過するとお酒ってどうなるの?


活性炭使うと雑味が消えます。旨味も消えます。色も透明になります。

昔はドバッと使うのが普通だったみたい。でも今は使い方次第(量もね)だと思う。

だから濾過してない酒には色があり、雑味も含めた複雑な旨味が生きていることが多いです。


ま、それをよしとするか否とするかなんだけどね。

お酒のバランスを取るためや、造り手の目指す酒質を実現するために

必要な濾過だってもちろんたくさんあるわけです。簡単に見えて実は奥が深い。


僕も無濾過は好きです。が、何が何でも無濾過信仰はどうかと思ってます。

確かに味は濃いかも知れませんが、造り手は全体のバランスを考えて醸しますから

やはりここは造り手に敬意を表して、そのお酒のよさを受け入れるのがベストかな、と。


ま、そんなわけで「無濾過」ってお酒はさっきみたいな濾過は

一切していないお酒ってことになってます。たぶん、一応、きっと。(笑)


ちなみにここで得た知識程度で造り手を含むプロに知ったかぶりで話しても

はっきり言って恥をかくだけだから気をつけてくださいね。

濾過の世界って、さっきも書いたようにかなり奥が深いのです。


ただね、知っておいて損はないですよ。「無濾過」って文字を見て、

「おおそうか、お前は必要以上にいじられずに出荷されてきたのか。

きっとさぞかし旨いんだろうなぁ。よしよし、大切に美味しく飲んでやるぞ♪」


・・・・・なんていう素敵な飲み手が一人でも増えてくれることを願っています。



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前編からの続きです。



深夜12時過ぎまでどんちゃん騒ぎして

仙醸黒河内社長は5時頃起きて(気配は記憶にあるw)帰宅して

そして尚ちゃんと丸さんは同じく5時頃から蒸米の支度をちゃんとして


みんな、エライ。←仕事だから当たり前w


そして僕は7時半の朝食に眠い目をこすりながら何とか着席。

お母さんの作ってくれたほかほかのご飯と味噌汁が旨すぎる。

蔵に来たからといって蔵仕事を手伝うなんてハナっから眼中なし。


おれ、エラクナイ。←地酒屋失格w



ま、気を取り直して。



たいへんお世話になった湯川酒造店を9時過ぎに出発。

向うは木祖村から車で30分ちょっと、松本の「笹井酒造」さん。

今日は一日、本当は蔵で大吟醸の吊るしがある丸さんを拉致ります(笑)


尚ちゃん、ホントにごめんw



笹井さんとこで、東京組のKくんとGさんと合流。

そうそう、元はといえばKくんが今夜の目的地に誘ってくれたのが今回の旅のきっかけだったんだよね。

そのついでに仕事を絡めてしまった悪いヤツです(笑)


さてさて、笹井酒造さん。

ちょうど蒸米の香りが残っている最中にお邪魔しました。

ベテランの方が多く、みなさん笑顔で迎えてくださったのが印象的です。


案内してくださったのが、造りを担当する笹井康夫さん。

地酒屋こだま TAKE’s ROOM


Twitterなどではずっとやり取りしていたのですがお会いするのは初めて。

僕の気持ち的には「やっと逢えた!」って感じだったのです。


地酒屋こだま TAKE’s ROOM


その気持ちを表現してみました(笑)

笹井さん、厚かましくてごめんね!←でもやめないw


とにかくね、ストイック過ぎるほどにこだわって造りをしておられます。

まぁ、一言で表現するならば、


「おいおい。そこまでやるか?」


そのこだわりが実を結ぶ時、とんでもない蔵に成長する。

笹井さんの笑顔と情熱からその確信を得て蔵を後にしました。

新酒のラインナップが揃う頃を見計らって、もう一度訪ねてくるつもりです。



そして大町へ。

いつもお世話になっている北安醸造さん(北安大國)でうだうだして

僕の大好きな横川商店さんでもうだうだして←だから迷惑だからやめろってw


なんか日常すぎて写真一枚も撮らなかった(爆


それにしても大町も雪が多かったなぁ。

あ、北安さんのお酒、今年はちょっと面白いの出せるかも。

思い切った決断でより深化(進化ではない)した北安さんにご注目ください。



そのまま居ると根っこが生えて帰れなくなる横川商店さんを後にして

(横川さん、nonkoさん、今回も本当にお世話になりました!)

一行は一路北上して糸魚川を目指します。


大町を出てすぐ、吹雪になりました。

いやー運転してないので申し訳ないこと。

ま、新潟出身のKくんと長野県人の丸さんの運転だから安心だったけど。


さて、糸魚川の目的地ですが

これがもともとの旅の目的でもあった、KくんとGさんの愛するお店。

美味しい料理とお酒で知る人ぞ知る、阿吽(AUN)さんでした。


外観も内装も、すべてがめちゃめちゃお洒落。

(吹雪のため写真を撮ろうという気が起きませんでしたw)

だけど店主の斉藤ご夫妻の気さくな笑顔のもてなしが最高のお店。


ああ、これは惚れますね。

変な言い方ですが、糸魚川に居るっていうのを忘れます。

そのくらい独自の空間を持っていて、空間ごと満足させてくれるお店です。


お料理がとてもきれいだったので写真を撮らせていただきました。(了解済み)

グルメブログじゃないから解説はないよ(笑)


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お腹いっぱいw



つか、どんだけ出すんだっていうw

常連のKくん、Gさんのおかげで超堪能させていただきました。

あ、お酒もいろいろ飲んだけど写真はなんにも撮ってませんので割愛。


お料理で特に印象に残ったのは、

砂肝の味噌漬け(ほとんど刺身なんだけど超絶に美味しかった)

メギスの一夜干しと幻魚(げんぎょ、げんげとも言うよね。さすが糸魚川!という美味しさ)

デザートのアイスクリーム(お餅みたいな食感で、聞けば作りたてだそう!)


あとは巷で評判の○○の○○○の味が

地酒屋こだま扱いの○○○○の初○○○にあまりにもそっくりな味で驚いた!(笑)

うん、負けてないじゃん♪


いや~~~ごちそうさまでした。



斉藤ご夫妻の温かい笑顔に見送られて

相変わらずの吹雪の中をなんとか遭難せずにホテルに辿り着き、

ちゃんとお風呂入って歯を磨いて寝たのでありました。



明日は最終日、いよいよあの蔵元さんに伺います。



テーマ:


楽しい夜でした。


地酒屋こだま TAKE’s ROOM


でもその笑顔の裏の本音は、寂しいなぁ。って気持ち。



地酒屋こだまがOPEN直後からずっとお世話になってきた

川崎の「ごちそう居酒屋 こんばん和」さんが10日に閉店することになりました。


うちのお酒も含めた本格的な地酒が40種類ほどリーズナブルに飲めて

おつまみも美味しくてボリューム抜群、若いスタッフもイケメン&美女揃い。


昨年6月に仙醸丸山(元)杜氏と組んで開催したサーキットツアーでも

お世話になり大変盛り上がったのは今でもいい想い出になっています。


居心地のいいお店でした。

店主の星さんのご事情とはいえ、残念な気持ちでいっぱいです。


あまりに急で、どうしてもこの日しか伺えなくて、

それでも無茶な呼びかけに集まってくれた飲兵衛が、7人も。

日本酒が繋ぐ縁を実感し、寂しいながらも、とても楽しい一夜になりました。



地酒屋こだま TAKE’s ROOM


左から、Yさん、Pちゃん、店主の星さん。(こうして見るとやっぱイケメンだー)

さらにTさん、Oさん、そして言わずと知れた日本酒プロデューサー中野さん。

先に帰ったTちゃんご夫妻にも心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。



閉店だから終わり、ではないと信じています。

終わりは始まり。その終わりには必ず意味があり、きっとそこから始まる縁もあります。

星さん、また力を溜めていつの日か一緒に日本酒を盛り上げていきましょう♪


あ、10日まではやってます。http://r.gnavi.co.jp/g377600/

JR川崎駅の東口から徒歩3分。

いつものように全てのメニューはなけれど、よかったら訪ねてみてください。


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