地酒屋こだまには実は知る人ぞ知る別館がありまして、その名を「ちょこだま」と言います。料理人ちょびん(渡辺直樹)と日本酒提供人こだま(児玉武也)がタッグを組んで「真剣かつハイレベルな大人の遊び」を実現するために、2011年12月にOPENした飲食空間。ご縁で知り合った同じ南大塚にあるサン・ヴァンサンさんを月に四日お借りして、そのうち二日を飲食店として、残り二日を酒の会として楽しく営業して参りました。おかげさまでOPEN当初よりお客さまに恵まれて、飲食店営業で満席にならなかった日はゼロ。特にここ一年ほどは二回転が当たり前となりご予約をお断りすることが日常となっていたという、たいへん罰当たりな店となりました。その結果・・・・・

 

少々疲れました(笑)

 

いや、おかげさまで本業の方がどんどん多忙になってきておりまして。・・・いや、ただおっさんになっただけ?(爆)という訳で、年明けより営業日数を縮小することにいたしました。ご期待くださったみなさま、本当に申し訳ございません。

 

ちょこだま営業⇒原則第二日曜日の17時から23時

 

ちょこだま酒の会⇒原則第四日曜日の18時から21時

 

平成29年1月より、以上の営業とさせていただきます。

 

そして名称もちょっと変わります。

 

新名称:「魚とおばんざい ちょこだま」

 

独自の漁港直送の仕入れでずっとご好評をいただいてきた「魚料理」と、京都で和食の基本を学んだちょびんお得意の「おばんざい」に特化した店へとリニューアルいたします。

 

お酒は・・・まぁ、変わりません、たぶん(笑)

 

こだまで扱っている珠玉のラインナップから飲み頃のもの、独自の熟成をかけたもの、既に完売したものなど24種類ほどを用意して、90ml単位で、本醸造原酒クラスで250円、純米原酒クラスで300円、純米吟醸原酒クラスで350~400円という低価格での提供は今までと変わらずに考えております。

 

ご来店ご希望の方は、以下のページの「ご利用いただく際のご案内」を隅から隅まで熟読の上ご予約ください(空いてる時はご予約無しでも大歓迎です)。

 

魚とおばんざい ちょこだまを利用いただく際のご案内

 

まぁなんて言いますか、「純粋に料理と日本酒を楽しみたい」というお客さま以外のご来店はまったく望んでいないもので、また、そのようなお客さまの邪魔をしていただきたくないものでこのような細々したお願いをしていることをご理解いただけたら幸いです。あ、それとたまに「こんな細かいの読んでられない」なんていう方もいらっしゃいますがそういう性格の方はうるさいこと言わない他所の店に行ってくださると有り難いです(笑)

 

さてさて、来年からの「魚とおばんざい ちょこだま」も、ご来店のみなさまにお楽しみいただくために精一杯に努めて参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

平成27年12月13日 地酒屋こだま店主 児玉武也&無添加料理人 渡辺直樹

 

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11日から13日まで三日間、久しぶりに愛媛から香川、そして徳島を駆け抜けて、既に取り扱いのある二蔵を含めて六つの蔵を訪ねて参りました。どの蔵もそれぞれの立場や状況を踏まえて「今できること」に対してそれぞれの想いで努力していることをリアルに感じることができ、実りのある三日間でした。お世話になった皆々様、心より感謝、御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 

それにしても楽しかったなぁ♪

 

さて、そんな中で今回の目玉と言いますか一応仕事と言いますか(笑)、愛媛の二蔵を新規で取り扱いを始めさせていただくことになりました。中城本家酒造の文吾くんとは知り合ってから8年くらいに、武田酒造の武田くんとは4年くらいになるでしょうか。どちらも初めて蔵を訪ねたのはちょうど2年前で今回の訪問が二回目となりますが、将来は蔵を継ぐ立場の息子が造りを引き継ぎ数年を経て現在に至るという状況は一緒ながら、醸す酒はそれぞれの目指す酒質ゆえまったく違うタイプの個性ある酒を醸しています。

 

 

まずは愛媛県南西部に位置する西予(せいよ)市の中城本家酒造。跡取りの中城文吾くん37歳が「愛媛産」にこだわった柔らかな酒を醸しています。見た目はゴツいですが(笑)実に繊細で優しい性格の文吾くん、愛媛の米(松山三井&しずく媛)と愛媛酵母で醸すその酒は透明感のある柔らかさを目指しています。主要銘柄は「城川郷(しろかわごう)」と「尾根越えて」。こだまではまず「尾根越えて」からスタートいたします。

 

 

 

そしてもうひと蔵は愛媛県東部に位置する西条市の武田酒造。こちらも跡取りの武田昇三くん39歳が愛媛の米で酸のしっかりした力強い酒を醸しています。元々は建築設計を手掛けていた武田くん、口数はそれほど多い方ではありませんがポロリと漏らす言葉が実に面白いナイスガイ!(笑)お話し上手な社長(お父さん)の柔らかな雰囲気も素敵です。主要銘柄は「日本心(やまとごころ)」と「媛一会(ひめいちえ)」。こだまではまず「媛一会」からスタートします。

 

 

どちらのお酒も大好きでずっと長い間注目しておりました。二人もこだまを訪ねてくれたり、できたお酒を送ってくれたりして、意見交換をしながら数年間、その頑張りをずっと見つめておりました。その酒質は毎年ぐんぐん進化し、もちろんまだまだこれからの若い造り手ではありますが、それでもキラリと光るものがどんどん前に出てきた気がしています。

 

僕としても、二人のお酒をやっと紹介できる喜びでいっぱいです。

こだまの新しい仲間を、これからよろしくお願い申し上げます!

 

 

・・・・・で、

 

 

11日の夜の飲み会でのひとコマ(笑)

 

 

こんな素敵な二人です(笑)どうぞよろしく♪

 

 

こだまには早ければ本日、遅くとも明日15日には入荷する予定です。どうぞお楽しみに♪

 

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昔と違って他人を批判しようという気持ちで書くのではありません。ああ、僕もオトナになったなぁ(笑)

 

地酒屋こだま店主の児玉武也として、そしていち日本酒ファンとして、こだまという店のスタンスを理解して貰う為にも、今年も書かせていただきたいと思います。完全にこだまの主観ですので違う意見の方はスルーしてください、めんどくさいので(笑)

 

日本酒業界で秋の風物詩と言われる「ひやおろし」。

 

日本酒は古来「貯蔵前(搾った後)」と「貯蔵後(出荷の前)」の二回、酒質の安全性を保つために「火入れ」と呼ばれる熱殺菌をしてきましたが、火入れを重ねるとどうしても風味が落ちやすいため二回目の火入れを省略し「加熱せず、外気温と同程度になった頃に(冷えたまま)瓶に詰める(卸す)」ことから「ひやおろし」という名称が付いたと言われています(諸説あります)。別の呼び方だと「生詰め」というのがこれに該当します(生じゃないのに生詰めってこれも変なネーミングだよねぇ!苦笑)。ともあれ、夏の熟成を経てまろみと旨みを得たお酒を「より旨く味わう」ための先人の知恵だったのです。

 

余談ですが同じような秋の酒として「秋あがり」という言葉もあります。こちらは特に定義はなくて、ひやおろしと同じ経過のもの(生詰め)、熱処理してない生酒、生で貯蔵して出荷前に火入れをした生貯蔵、どれも「秋になって味が乗った(上がった)お酒」であればこの名称を用いていいようです。

 

さて、その「ひやおろし」ですが、年々発売時期が前倒しになって(どっかのバーゲンセールみたいw)最近は蔵によっては8月から発売とかトンチンカンな蔵も出てくる始末。我先に、の気持ちはわからなくもないのですが、季節感を大切にするはずの風物詩に対しての冒涜というか、実に粋でないお間抜けなお話と僕は感じています。どんなに早くてもせいぜい9/9の重陽の節句から発売、という感じがギリギリセーフ、いやごめん、やっぱりそれでも早い(笑)のですが・・・まぁその辺は蔵の自由なので勝手にやってくれればいいけどね(笑)

 

という訳で別に「ひやおろし」がなくてもしっかり寝かせた旨いお酒ならいっぱいある地酒屋こだまとしては、せめてもう少し「秋だなぁ」な感じになってから少しずつ「ひやおろし」を発売させていきます、って実は既にいくつか入荷し始めているのですがわざわざ宣伝する気にはまだなりませんので(笑)気になる方は直接お尋ねください(流行先取りがモットーのお洒落なお客さまは他所のお店さまで買ってください・・・)。

 

・・・なんて天の邪鬼なことを性懲りもなく毎年呟いているのですが、嬉しいことに「熟成不足だなぁ」と思うお酒は(当店取扱酒に限らず)毎年確実に減って来ました。蔵の方でも「早く出す分しっかり熟成させる」ことに取り組んできた成果だと感じていますし敬意を表したいと思います。その上で・・・

 

★ひやおろしって冷たくするより常温やお燗の方が旨いものが多いよ!

★焦って飲まず、10月を過ぎて秋が深まった頃からの方がひやおろしの真価が味わえるよ!

 

この二点は覚えておいて損はないと思いますよー。

ちなみに今年のこだま扱いのひやおろしはめちゃめちゃ旨い酒が多いから期待してねー♪

秋を楽しみましょう♪(まだ暑いけど!笑)

 

 

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