那須塩原駅に行きました
子供たちの新学期の始まりが「11日」とのびたので
兼ねてから遊びにいきたいと言っていた
埼玉のじじばばちゃんの家に、遊びに行かせることにしました。
とはいえ、今は郡山市まで新幹線が通っていません。
そこで那須塩原駅まで私が、見送ることにしました。
実は福島県民になってもう、11年目になろうというのに
車の運転がニガテな私。高速道路を1時間運転するのも
今回はじめての経験です。
ウワサに聞いていたとおり、地震でゆがんだ道路は
あちこちで工事をしているでこぼこ道。
おまけに土地特有の大風もふき、なんとも怖い1時間でした。
途中、那須塩原ICでお昼休憩。
思いの外すいていました。
そして工事に出向いている方や、自衛隊の方の姿がチラホラ。
「おかーさん、トイレで自衛隊の人を見たっ」
と興奮気味の二男は、たまたま自衛隊員の方の目が会い、
手をふったら振り返してくれたと大喜びです。
見れば広島県からの派遣らしい。
「こんな遠くからよくぞ」と思わずシャッターを押しました。
なんだかんだとしゃべりながら
無事に那須塩原駅に到着です。
噂によると、この駅周辺道路には
避難のために乗り捨てられた
「福島県ナンバー」の車がたくさんあると聞いていました。
でも、指定駐車場以外には、そんな車も見当たらず
ホッと胸を撫で下ろしました。
駅構内で、埼玉までの切符を買う途中
今回の地震の状況を記した看板を見ました。
東北本線の途中でのレールの破損状況がひどいとかで
当面の間、黒磯からの電車の運行は難しいと。
改めて震災のひどさを実感します。
30分ほどの待ち時間の後、無事に席にすわれた二男。
じじばばちゃんちで、羽を伸ばして行っておいで。
それと、あちらも屋根瓦が大分壊れたと言ってたから
しっかりお手伝いをしてくるんだよ。