災害時、自分にとって必要な情報を手に入れる(2) | 福島県在住ライターが綴る あんなこと こんなこと

災害時、自分にとって必要な情報を手に入れる(2)

先の日記では、Twitterについてご紹介しました。


今回は、フェイスブックをご紹介します。


創始者に関する映画の上映を伴い

一気にブレイクしたフェイスブック


ちょうど使い始めた頃に、今回の地震を経験しました。


震災当日か、その翌日に

私のウォール(掲示板のようなもの)に

「武田さん、無事ですか~?」と心配して

書きこんでくれる方がいました。


続いて別の知人が

「武田さんは、無事ですよ~」とコメントしてくださいました。


それを見た別の知人が「よかった!」と書き込み。


自分のフェイスブックにログインしたとき

それらの書き込みを見て、胸が熱くなったのは

いうまでもありません。



フェイスブックは当初、

自分のビジネスのHPがわりに利用する方が多く見られました。


震災から2週間たった今それは

被災地に送る義援金や衣服の連絡のために使われたり


今回の震災を機に、日本を見なおそう、がんばろう

というロゴやポスターを貼りつけ共有する場にも使われています。


Twitterが広く浅く、

自分の思いや情報を伝える場であるのに対して


フェイスブックは、同じ思いを共有する仲間同士の

意見交換、情報交換の場として利用されているように感じます。



さて、震災当時しばらくの間

固定電話、携帯電話がかかりにくい状況でした。

そんな中、無料で会話ができるスカイプ を利用した方もいたようです。


私の場合、スカイプは仕事仲間のごく少数の方としか

つながっていなかったので、出番はありませんでした。



このように今回の地震では、

インターネットを利用出来る環境だった人と

利用できなかった人との間での情報格差を感じました。



と同時に、広く一般の方が利用するテレビや新聞が

被災者が、今必要な情報を発信していたかどうか。


マスコミが伝えたいものを取り上げていたのではないか。


中には不眠不休で情報伝達に邁進していた方も

いらっしゃるだろうと想像しつつ、疑問を感じたのは事実です。



それは今、私たち福島県民が直面している

福島県第一原発の事故と

それに関する情報発信のあり方についても同様です。