映画「グーグーだって猫である」 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画「グーグーだって猫である」

大島弓子と言えば少女漫画界の巨星ということなんですけど残念にも作品を読んだことはありません、でも大の猫好きで今では猫13匹と暮らしているという~

グーグーだって猫である グーグーだって猫である
物語の舞台は大島弓子巨匠も住む吉祥寺、井の頭公園に、今も健在の象のはな子さんも登場するし、最初のほうではほとんど吉祥寺の紹介番組かと見間違うほどふんだんに街並みも映し出され、そして24年間住んだマンションから猫ちゃんたちのために庭のある一戸建てに引っ越したという彼女の自伝的物語が始まる。
麻子(小泉今日子)は天才漫画家、アシスタントのナオミ(上野樹里)や3人組(森三中)と3日間徹夜で描き上げたとき、愛猫サバの死に直面する。気力も失い落ち込む彼女だったけど、新たな出会いもやってくる、それはペットショップで見つけたアメリカンショートへアのグーグーと沢村青自(加瀬亮)、仕事の意欲も回復し順調な日々が戻ってくるけど、そう長くは続かず今度は卵巣に悪性腫瘍が見つかり闘病生活を余儀なくされる。ウツから自殺まで考えそうな元気のない彼女を救うのはやっぱりグーグーですよね~ナオミ役の上野樹里が結構目立つ映画になってるけど、やっぱり小泉今日子がいい感じです、昔"子猫物語"でナレーションしてたし、本人は動物全般が好きと言ってても猫好きのイメージを受けるし、彼女にも猫にも癒されます、死と向き合うシビアな面もあるけど、猫達にはもっと出てきて欲しいし、もっと観ていたい気がする、いい映画です。  グーグーだって猫である