映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」

誰もが思う過去の修復、なかなか面白いね、17年の時を遡った結果は、1本だったはずのレインボーブリッジがなんと3本に、それぐらい劇的に楽しい物語・・
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日立製作所家電研究所に勤める田中真理子(薬師丸ひろ子)の偽装葬式から物語は始まり、財務省大臣官房経済政策課の下川路功(阿部寛)と出会うことで、バブル絶頂期の1990年3月へと田中真弓(広末涼子)が、古びた廃屋のような研究所で母の真理子が偶然開発したドラム式洗濯機型タイムマシンに乗り母の救出へと向かう。
真弓の元彼がどんなヤツだったのか少し気になったが、いまや古き良き時代と懐かしんでしまうぐらいに遠い過去となった1990年、ワンレン・ボディコン花盛り、ディスコクイーンの飯島愛、ジョージアの飯島直子、いずれも見事な脚線美でうっとりしてしまう。広末涼子に吹石一恵も加えて脚線美はこの映画のひとつの見せ場になっているようだ。そして自然に笑みが浮かんできそうな森口博子に、映画でもすっかりおなじみになった劇団ひとりなどバラエティ陣も豊かで楽しませてくれるよね。
夢のような、というよりも夢そのもののお話ではあるけれど、巨悪を挫く爽快感とともに家族愛に目覚める男の現実感に涙を誘われる。・・いつも思うことだけど、うまくこなして欲しいと思いながらみてるけど、広末涼子の演技はなんだか危なっかしい印象なんだよね、だけど頑張ってるなぁというのは分かる、特にディスコで腰を前に後ろに振ってみせるダンスシーンは面目躍如という感じで良かったですよ。薬師丸ひろ子はさすがに彼女という感じで安心感がありいつも感心させられる。・・展開もスピーディーで飽きさせない、いい映画です。(レイト)

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式