映画『皇帝ペンギン』 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画『皇帝ペンギン』

原題:La Marche de L'Empereur
皇帝ペンギンといえば、ディープ・ブルー にも登場し、それが見所のひとつだったが、ここではまさしくその皇帝ペンギンに焦点が当てられている。
La Marche de L\u0027Empereur(dvd) La Marche de L\u0027Empereur

ディープ・ブルーほどの衝撃はないが、生命の神秘さと愛情に溢れ、これもまた素晴らしい作品だ。・・雛が育つと4年間海で過ごし、そして冬を迎える頃、コロニーに集まり繁殖する。延々と20日間もかけて南極の氷原を、時にはお腹で滑り、時には二足歩行して、時には前を行くペンギンにぶつかり、時には猿も木から落ちるように、時には氷の上でスッテンコロリとしながらも、コロニーと海を往復し、母親と父親が交代で卵を暖める・・自然って驚異だ、鳴き声で何千羽ものなかから自分の相手や雛が分かるなんて不思議だし、氷原には匂いも目印もないと思えるがきっちりと限界ぎりぎりでの行動が、脳に刷り込まれているんだよね、氷原に連なるペンギンたちの行軍もブリザード吹きすさぶ中でのスクラムもやはり感動的だった。(7/8wowow)  皇帝ペンギン