映画『ベルリン、僕らの革命』 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画『ベルリン、僕らの革命』

原題:Die Fetten Jahre Sind Vorbei/The Edukators
金持ちを優遇する社会に対して不満を持つ若者達のささやかな反抗、そして三角関係から裏切りと友情、彼等の行き着くところに何があるのか・・。
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ヤン(ダニエル・ブリュール)とピーター(スタイプ・エルツェッグ)はエデュケーター友達、豪邸の留守宅を見つけては忍び込み、何も盗みはしないが家具を積み上げたりして"ぜいたくは終わりだ"と落書きする。それがかれらの革命だった。ピーターの恋人ユール(ユリア・イェンチ)は、ピーターの留守中にヤンと過ごす内、意気投合して秘密を知ってしまい、ヤンに感化されるのだがユールは所詮は素人、因縁のある金持ち宅に忍び込み、はしゃぎすぎて住人ハーデンベルク(ブルクハルト・クラウスナー)と鉢合わせし誘拐してしまうハメになる。・・それにしても非道いよね金持ちは、誘拐犯の若者達にも理解を示し和解したはずなのに解放されたら騙し討ちで警察に売るなんて・・元々不法な留守宅侵入と誘拐が悪いのではあるけれど・・だけど最後に勝利するのは三角関係を乗り越えた彼等若者達3人の友情だった・・。(6/28wowow)