映画「メッセージ・イン・ア・ボトル」 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画「メッセージ・イン・ア・ボトル」

原題:MESSAGE IN A BOTTLE
「完全な円を描く人生」なんて何処にあるの、「予想もつかず理解もできない人生」、そんなドラマチックでロマンティックなセカンドラブの物語。
MESSAGE IN A BOTTLE POSTER Paul Newman(Message in a Bottle)

ウインディシティ・シカゴの新聞社調査員テリーサ(ロビン・ライト・ペン)は、元夫に息子を預けた旅先で、海岸の砂に埋まった瓶を拾う。中にあったのは、ギャレット(ケビン・コスナー)が妻に宛てた誠実なる愛の手紙。感動の手紙の主の調査に向かうテリーサ・・二人は恋に落ちるがデートを重ねてもギャレットの心の中には今もキャサリンが住み続けている。・・見つかった手紙は3通、そして4通目の手紙をギャレットが書く、「愛するキャサリン」と題して・・Whatこの期に及んでと思ったが、実はキャサリンに決別し、父ドッジ(ポール・ニューマン)に諭された末の、テリーサを選択する決意の手紙だった。手紙をしたため思い出の岬に向かうが嵐のなかで遭難者に遭遇、救助途中で溺れ帰らぬ人となってしまう。
観点を変えると、亡き妻(キャサリン)が、テリーサとの結婚に嫉妬心を燃やし荒れ狂う海の底へと引きずり込んだ、ちょっと恐い話のようにもみえる。・・同じような恋愛映画は多くとも、ハッピーエンドでもないけれど、やっぱり恋愛映画はいい・・・。(2月ムービープラス)