映画『ロイヤル・セブンティーン』 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画『ロイヤル・セブンティーン』

原題:What a Girl Wants
17年前に別れた女性、その時身籠もっていたことを知らされないまま・・その娘が、17年の時を経て、目の前に突然姿を現す。戸惑いと喜びの物語。
ロイヤル・セブンティーン what_a_girl_wants(2003) poster

ニューヨークチャイナタウンに暮らすミュージシャンのリビー(ケリー・プレストン)は若い頃各国へ放浪の旅に出て、英国貴族ヘンリー(コリン・ファース)と出会い恋をし結婚、・・だが籍を入れる前に周囲の画策により追い出されてしまう。娘ダフネ(アマンダ・バインズ)は17歳を迎え、まだ見ぬ父への想いを募らせ、単身英国へと渡る。
この映画、父親の娘に対する情愛が微笑ましい。いきなり若く美しく知的でキュートな、実は実の娘として、現れたらどうだろうか。・・まだ若かりし頃、ちゃんと避妊したっけとか、つい思ってしまうが・・どこかの国でいまも娘(あるいは息子)が暮らしているとしたら・・現実は悪い方向に思いが流れていきそうだが、・・ハッピーエンドで・・この物語は良かったよね。ストーリーはイージーでありがちな設定なのだが、父親のショックと嬉しさにハメを外して騒ぐ子供のようなところ、娘のあまりにも可愛すぎるアマンダ・バインズが見所でしょう。ちょっと可哀相に思ったのは17年間もないがしろにされた母親のほうですけどね・・・。(1/28wowow)