映画「ロリータ(1997)」 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画「ロリータ(1997)」

原題:LOLITA  -ロリコンはここから始まった-
Lolita ロリータ(新潮文庫)

ナボコフ原作の「ロリータ」、今月のムービープラスで1961年作品と1997年作品の両方を放送中だ。スタンリー・キューブリック監督による1961年映画化作品をエイドリアン・ライン監督によってリメイクされた作品のほうで、3度目の鑑賞になる。12歳の少女ロリータ(ドミニク・スウェイン)に恋をしたナイーブな大学教授の狂おしく、どうにもならず奈落の底へと落ちていく物語が悲しい映画だ。
女性達の憧れの的でもあった大学教授ハンバード(ジャレミー・アイアンズ)がアメリカに渡り、下宿先の未亡人の娘ロリータに心を奪われ、のめり込んでしまう。・・・ストーリーとしては興味深く、少女との性的描写や感情の起伏、可愛いらしい駆け引きなど、やや冗長的だが見所も多い。奔放で小悪魔的な少女を演じるドミニク・スウェインについては・・私はあまり興味を惹かれるようなタイプではないんですけどね・・・。(11/11ムービープラス)