映画「ミリオンズ」 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画「ミリオンズ」

原題:MILLIONS  -お金なんか・・でも少しは・・-
Millions ミリオンズ

ユーロへの通貨統合が迫り来る中、母を亡くした英国の8歳と10歳の兄弟、ダミアン(アレックス・エテル)とアンソニー(ルイス・オーウェン・マクギボン)が突然空から降ってきた(犯罪がらみで列車から投げられた)大金をポンドで手に入れたことから始まるストーリー。兄と弟の考え方、行動の違いをみせながら、いつの間にやら家族総出で使用できなくなるポンドをユーロやらドルやらに換金のため奔走する。・・・そんな中、大切なものはお金じゃないと考えるダミアンは大金を持ち出して、拾った場所で燃やしてしまう。・・・そしてその時、聖人にはなれなくとも天国にいる母と5分間だけ出会い、お話しする奇跡が起こる。このシーンは感動的だ。・・・まぁ、いいお話をベースにして教訓的な映画にしているのは分かるが全体的には見所の少ない映画といえるだろう・・・。「ALWAYS 三丁目の夕日」と続けて観たが、どちらも屈託のない純真な子供心には、遠い昔の自分の子供時代も想い、やはり懐かしさと共に感動的ではある。  http://millions-movie.net/