映画(世にも不幸せな物語)
昨日初日で観た映画、ボードレール家のヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)、クラウス(リアム・エイケン)、サニー(カラ&シェルビー・ホフマン)のファンタジー児童文学「世にも不幸なできごと」シリーズの映画化だ。そういう意味では「ハリーポッター」の2番煎じと思われても仕方ないだろう。
ともかくハッピーエンドは絶対に有り得ず、徹底的にいたいけな三姉弟妹に悲惨な出来事が次々と降りかかる。「あまりに可哀想で読むのを止められず、世界中の読者を釘付けにした」という曰くつきで、元々子供とは、「みんなみんな死んでしまいました」というような結論が好きだったりするラジカル・イノセンスな生き物である、という解説がされているのだが、映画ではそこまでのリアリィティが実現できてないのが残念だ。
まぁ一言で言えば14歳以下向けの教育指導的映画と言えるだろう。見所はヴァイオレット(14歳)が脅迫されての結婚式で見せる表情だ。
著者: レモニー スニケット, Lemony Snicket, 宇佐川 晶子
【追記】5月6日付け読売夕刊に載っていましたね。(^_^;)\(^。 ^。 )オイオイ..そこまで言っていいんかいって、思ってしまいましたよ。たけちゃのブログと言ってる趣旨は一緒なんだけど、仮にも3大新聞の一つが劇場公開中の映画のことをそこまで批評するとは・・・!?