脱水が原因での尿量減少を考えてみよう。
病棟で多そうな事例。

①まずは・・・発熱だろう。
38度の発熱。発汗多量。食事摂取できない。飲水できてない。
そして・・・点滴もない。

これは、まずいですよね。INが全く無い。当然、脱水になりますね。
特に高齢者だとすぐになります。
発熱の原因は?感染症が多いですね。
多そうなところでは、肺炎とか多そうですね~
今の季節だと、胃腸炎も多いですよね。インフルエンザも今年は猛威をふるってましたね

発熱して、食事、飲水できてなくて、輸液オーダーが無い場合は、ドクター報告ですね。
発熱がある。食事できてない。飲水できてない。ことを報告しよう。
おそらく、尿量も減少しているでしょう。サインになりますね。

輸液が開始されるでしょう。

②腸閉塞(イレウス)
次にイレウス。今、外科病棟なので多いです。
さて・・・イレウスの患者を考えてみよう。

水を飲んでも・・・腸で吸収できていなければ・・・意味ないですよね?
当然、飲んでも脱水になりますね。。
そして、腸が閉塞していれば、飲めなくなり、吐きますね。

この場合もINが無くなるので、高齢者はあっと言う間に脱水になりますね。。。。

さて・・・イレウスの中でも、要注意!!な状態は理解できてるかな??

一言にイレウスと言っても・・・・
経過を見れるイレウスと、危険なイレウスがありますね。

まずは、そこを見落とさないようにしないと、大変なことになります。
もちろん、これは医師の仕事でもありますが・・・・
患者の一番側で24時間観察できるのは、我々看護師です。

沢山の観察の目で患者を守るのが、使命です。

自分は・・・ここ数年で、夜中に医師を起こして、緊急手術になった患者が数例あります。
ドクターに「報告が朝だったら、危なかったかもしれない」と言われたこともありますね。

イレウスの観察は、油断ができないので注意です。
で・・・どういう患者が危険なのか???

あ、なんか・・・・わき道にそれている気がする・・・・ま いっか・・・・


続く・・・・