はぃどーもこんばんわぁぁ。今日はお天気、よかったですね。こんな日はどっかお出かけ、したいですよね。
さて。
ちゅーこって、今日21日は所用にて気仙沼方面へお出かけいたしました。所用についてはまた後日記事にするとして、久しぶりの旧道散策を2か所ほど見てきましたのでその辺を記事にします。まず1か所め。
まずはこのルート。岩手・宮城の県境、「長部地区・福伏」付近です。ちなみに地名は福伏、と書いて「ふっぷし」と読むそうです。
しかし。
実のところ、ホントにここが旧国道かどうかは確信持ててません(苦笑)。ウラ取ったワケでもないですし。ただですね、国道沿いのバス停の名前に「国道要谷」とあるんですね。確かに付近には「要谷」という地名はあります。わざわざ「国道・・・」と冠しているのは、やはり旧国道が存在するのでは、と思ったからでして・・・。
で。
いざ旧道(?)を巡ってみると、今でもしっかり集落道。細い道ながら、人もクルマも利用してます。集落の密集しているところをルート取りしてます。したがってあまりバシバシ写真を撮ると「不審者」と思われそうなのでちと自粛せざるを得ませんでした。
そんななかで発見したモノ・・・
錆びついた「右カーブ注意」の警戒標識。これが残っていたっつーことは、もしかしてやっぱし旧道なのかもしれませんね。
道はだんたんと欝蒼とした杉林の中へと・・・ぉゃ? こんな看板が・・・
こ、鉱山跡地!
こーいつわすげー! 旧道巡ってこんなモノを見つけてしまったー、どーしよう?(「ルパン三世・カリオストロの城」の銭形警部風に)
とはいえ・・・
看板の後ろはこのとおりの急斜面。すぐ下は太平洋の荒波が渦巻いている。また、藪の跡を目で追ってみると、確かに下に降りていく道のようにも見えますが・・・いずれにしても鉱山らしきモノはここからは何も見えず。もう少し先に逝ってみると・・・
うおっと! 門柱ktkr!
「岩手石灰石鉱業株式会社 福伏鉱業所」との文字が。どうやら石灰石の採掘場だったようですね。門柱、ということはやっぱりここから斜面を降りて行った場所に採掘場はあるのかな?
藪に埋もれたガードレールだ。やっぱしこの下に何かあるようです。しかしこんな海際に採掘場??? 海岸沿いの採掘場、ということがいまいちピンとこない。だって、あんまし例がないよね、海際の採掘場って・・・。などと思いながら海の方に視線を・・・
ぉぉぉ。
何かある! まあプラント関係なのかは全くわからないけど、とりあえず人工物なのは確かですよね。その他・・・
高い藪が邪魔をしてよく見えないのですが、明らかに何かプラント風のモノが多数、かろうじて見え隠れしてます。本当に海岸沿いの「鉱山跡」ですね。
マピオンの地図にはもっと詳細にプラント風の施設が描かれています。やはりすでに藪に覆われてしまっていますが、さっきの道が採掘場に降りる道だったようですね。意外と大規模ですね。
採掘場に気を取られているうちに道はやがて現道と合流します。厳密にはもう少し並行して、この先の待避所あたりで合流していたようです。
ここにもありました。「つづら折れあり」の警戒標識。もう一枚はバス会社の「道幅せまし」の看板。旧道であることは間違いなさそうですね。
広田湾が一望。意外と眺めのいい場所でした。
・・・ん? 何やら現国道から左にヒョロッと道らしきモノが・・・? 立ち入り禁止のゲートがあるのでこれ以上は進みませんでしたが・・・
帰宅後に調べてみたら、この先には石灰石の採掘場があったようです。国土地理院の地図では4箇所ほど露天掘り(っていうのかな)の跡が描かれています。
どうやら現国道が通る前は、このあたりは一大石灰石の鉱山だったようですね。ここで採掘した後に海際のプラントにて加工、積み出しが行われていたようです.海沿いの鉱山。なんかすごい珍しいのではないでしょうかね?
ネットでググッたところ、「岩手石灰石鉱業所」はS51に大船渡の某会社に併合されたようです。ただいつここが閉鎖されたかまでは分かりませんでした・・・。
また新たな謎ですね。あ、そうそう。
まだしっかり管理はされているみたいですので、探索の際には気をつけましょう(笑)。
・・・廃鉱山系をネットで出すのはマズいらしいですが・・・たぶんこの程度は大丈夫だよね・・・
ちゅーこって。
でわ、股にて(・∀・)